ジュリー・アンドリュースの自伝Homeを読んだ

ジュリー・アンドリュース(1935年生まれ)の1963年くらいまでのことについて書いた自伝だ。

 

一番すごいのはジュリー・アンドリュースがこれまで世間に話さなかった生物的に実の父は違ったということをこの自伝(2008年に出版された)の中で書いていたことだ。ジュリー・アンドリュースは実の父は、今まで父だと思っていた人とは違うということを14歳の時に知ったみたいだ。

 

サウンドオブミュージックがすきだからこの本を読んだ。

内容は祖母、祖父や父、母について、第二次世界戦争でドイツと戦ってる際に避難したというのだったり、継父(生物学的な父、そして実の父だと思っていた人の後の父のこと)との仲の悪さ、ジュリー・アンドリュースのMy Fair LadyやCamelotの舞台についてなど。

 

実の父だと思っていた人をジュリー・アンドリュースは好きだった。その人の接し方が印象に残った。

 

Dad was not demonstrative. He rarely pulled me to him or hugged me or sat me on his knee. Yet I never doubted his love for me. He expressed his affection in so many small ways, like sharing the poems, or reading to me, or giving the gift of his companionship, going for walks together. (p.18)

 

愛情をべたべた示さないでいいと思った。それは少し憧れだ。

 

続編もあり、サウンドオブミュージックなどはたぶんそっちに書いてあると思うので、それもいつか読むかもしれない。

 

 

 

読んだ本

Home: A Memoir of My Early Years

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  • 作者:Andrews, Julie
  • 発売日: 2009/01/08
  • メディア: ペーパーバック