ジェームズ・コーデンの自伝を読んだ

前もちょっと書いたんだけど、自分はジェームズ・コーデンの雰囲気やネタの感じがすきだ。それで、今回はジェームズ・コーデンの自伝があったので読むことにした。2011年に出版された本だ。自分がコーデンを知ったのはThe late late show(2015年よりジェームスコーデンが出た)という番組なんだけど、それ以前から人気はあったみたいだ。

 

内容はジェームズ・コーデンの子供の頃から、人気が出るまで、また、人気が出た後が書いてある。

 

自分が興味あったんだけど、

コーデンは学校に通っていたころは、全体的にあんまり学校の勉強の成績はよくなかった、そして興味がなかったみたいだ。人前に立って注目されるのがすきだったみたいだ。両親がコーデンの成績表を見ると、悪くて、喧嘩してしまい、それがいやで成績表を返却される前に先生の部屋に入って抜き取って、穴を掘って埋めたというエピソードがあって、すごいなとおもった。

 

子供の頃の話は他にバンドを組んだ話、演劇のオーディションに何度も行った話などがあった。

 

映画の話も色々とあった。

コーデンがすきな映画監督にマイク・リー(Life is sweetやNakedという作品があるようだ)という人がいて、その人の映画の撮影にコーデンが出れることになった(All or nothingという映画)。それが印象に残っている。いくつか引用したい。

 

マイク監督がキャラクターをすごい重視するっていうところがあって、そういう監督もいるんだなと思った。

 

Mike’s films are entirely about the characters. Prior to their creation nothing exists at all – no story, no plot, no locations; everything takes shape as the characters develop.

(p.174)

 

キャラクターの前にプロットやストーリーがないとかそういうこともあるんだ…。

 

他は、

鍵が開かなくてカッとなって、ドアを叩いて、中に居る姉に何してんのか聞くっていうシーンがあって、そこでリー監督はコーデンのセリフのちょっとした違いに対してみんなの前できつく非難してローリー(Rory)という怒りっぽい少年役のコーデンが本当に怒ったってあったけど、それも印象に残っている。次の文は怒られた後のコーデンについてだ。

 

The ground could’ve opened up and swallowed me. Please God, let me not be here suffering this bollocking from Mike Leigh of all people. I don’t know if he meant to humiliate me that badly, or if he was turning my mistake into an advantage, thinking that a dressing-down would only make me – and thus Rory – angrier. Well, if that was his motivation, he was spot on. By the time we did the next take I was really angry.

 (p.178)

 

ここはリー監督は怒りっぽい少年役だからコーデンを怒らせる(腹を立たせる)ためにこんなにも叱っているのではないか、だとしたらリー監督の狙い通りではないかということが書いてあるんだけど、そうだとしたらすごいなと思った。いつかマイク・リー監督の作品を観てみたい。

 

 

他にもエピソードはいろいろあって、ジェームズ・コーデンのことをけっこう知れた。

 

熟語が多くていっぱい調べたり、劇や映画の出演者のページを見たりして、時間がかかった(二週間以上かかった)。けどやっと読めた。

 

・追記

書き忘れてた。それぞれの章にコーデンのすきな曲や映画とか書いてあってそれがよかった。

 

・読んだ本 

 

May I Have Your Attention, Please?

May I Have Your Attention, Please?

  • 作者:Corden, James
  • 発売日: 2012/08/13
  • メディア: ペーパーバック