桃尻関係

桃尻と書いてもじります。哲学、地名、本の感想などを中心に書いていきます。

大江健三郎著「空の怪物アグイ—」を読む(空間的な高さについて書かれた小説を読む)

前に菊池寛の「屋上の狂人」を読んで、屋上についていろいろと書いていった。その記事では屋上では変な人が集まりやすい(たまたまそういう話が集まっただけだが)、一方でイメージはもっと娯楽的だ、ということを書いていった。屋上といえば、高い、それでは…

田中康夫著『なんとなく、クリスタル』を読む

ブランドがよく出てくる 『なんとなく、クリスタル』と芥川の『葱』

銀座に行って写真をとる

成瀬監督の『女が階段を上る時』の影響 8月12日にとった写真

ランボーについて

ランボーの詩はしばしば寺山修司や三島由紀夫が引用しており気になっていた。今回は新潮文庫から出ている『ランボー詩集』(堀口大學訳)で印象にのこったところを紹介する。理解したわけではない。二つ。 一つめは「わが放浪」という詩の一番最後の箇所。 [..…

成瀬巳喜男監督の作品『女が階段を上る時』をみる

内容や感想

寺山修司著『さかさま博物誌 青蛾館』を読む

寺山修司の『さかさま博物誌 青蛾館』を読んだ。250ページ程あり、ほとんどが2,3ページのエッセイで構成されている。あまり、特定のものに絞って書いているというわけではない。寺山修司の考えは面白いと思っている。本当のことを言っているのか、と思う事は…

食に注目して話を読む(宮沢賢治著『注文の多い料理店』)

最近、食べ物や食について注目して話を読む、ということをしている。食べるのがすきだからである。昨日も『ソクラテスの妻』を食について注目していったり、『寺内貫太郎一家』であったり…。 今日もまた書いていく。宮沢賢治の『注文の多い料理店』。話の内…

主に食の描写に注目して、佐藤愛子著『ソクラテスの妻』を読む

題名にあるソクラテスの妻とは調べると、クサンティッペのことのようだ。クサンティッペは知らなかったので調べた。以下引用。 クサンティッペ ソクラテスの妻。夫を理解せず常に夫をののしっていたといい、古来、悪妻とされる。 (コトバンク) 前に、向田邦…

懶惰(新明解国語辞典第5版)

誤った類推

赤瀬川原平著『新解さんの謎』を読む

おととい赤瀬川原平の『東京ミキサー計画』を読んだ。それで、面白かったため、他のも読んでみようと思い、今回は『新解さんの謎』という本を読んだ。 『新解さん』とは何のことか、というと、三省堂から出ている国語辞書、「新明解国語辞典」のことである。…

ビックカメラのcmの歌について

もしかしたら今さら…と思われる方もいるかも知れないが、今さら知った。 ビックカメラのcmの歌は気になっていた。頭に残る。元の曲があるようだ。ロバート・ローリーという方の1864年に出した'Shall we gather at the river'という曲だ。早速聞いてみたら、…

いつツッコむのか…と思わせるネタ(安田大サーカス、ジャルジャル)

いつツッコむのか、というふうに思うネタがある。 例えば安田大サーカスのネタ。題は書いてなかったが、不動産についてのネタ。ヒロと安田が話しており、クロちゃんは安田の横にチョコンといる。みていて、いつツッコむのだろうか、クロちゃんは亡霊的な存在…

赤瀬川原平著『東京ミキサー計画【ハイレッド・センター直接行動の記録】』を読む

赤瀬川原平は前も紹介したことがあるが、トマソンという概念を生むのに関わったり、別のペンネーム、尾辻克彦で芥川賞をとったり、いろいろとした人である。今回は、本の題名が気になった、『東京ミキサー計画【ハイレッド・センター直接行動の記録】』とい…

サンドウィッチマンの<カラオケ>をみる

サンドウィッチマンの<カラオケ>というネタをみた。伊達がカラオケ舘に訪れ、富沢が接客し、さまざまなボケをする。とくに面白いと思ったところが、伊達が「ごゆっくりどうぞ」というところに「うるせー」と返すところである。 店員には「うるせー」とは思っ…

笑い声について(その2)

前も笑い声については書いた。この記事であるー笑い声(関根勤、サンドウィッチマン) ここでは関根勤やサンドウィッチマンの笑い声にはつられて笑ってしまう、と書いた(実際には関根勤の笑い声は苦手だったが、それを芸としてみたら、おもしろいのではないか…

中川パラダイスってこんな顔していたのか…

ウーマンラッシュアワーのネタを初めて見てみた。「カメラマン」というネタである。ウーマンラッシュアワーは村本にばかり注目していたため、中川パラダイスをよく見たことがなかった。 「カメラマン」というネタでは、村本が写真集を作りたい、といって、中…

菊池寛著「屋上の狂人」を読む・屋上のイメージ

今回はまず、読んだ「屋上の狂人」についてあらすじや感想を書き、次に劇団ひとりの「304号室青木」について書く、そのあとに星新一の作品を参考にしながら、屋上のイメージについて述べる。 菊池寛著「屋上の狂人」について あらすじ 屋上によく上る勝島義…

反応がおもしろいネタ(ジャルジャル・コロチキ)

反応がおもしろいネタがあったため、それについて書く。 まずはジャルジャルから、『すごい展開』というネタ。探偵役が福徳で、後藤が妻の浮気調査を依頼しているという設定である。福徳が、「妻を調べたところ…ということがわかり…」という度に後藤は反応す…

呂布カルマについて

呂布カルマ(りょふかるま 1983年1月7日~)は、愛知県名古屋市出身のラッパー。(Wikipediaより) ラップについては全然知らないのだが、前にタモリ倶楽部で呂布カルマが出ていて、コメントが面白く、それから、呂布カルマはずっと気になっていた。 ラップは…

永野の「関係者席にクワバタオハラを見つけた歌手」をみる

題名通り、歌手のライブ中、歌手が関係者席にクワバタオハラをみつける、というネタである。面白い、とは言えるかわからないが、頭に残るネタである。「招待してないのになんでクワバタオハラがいるんだよ…」というところがいい。クワバタオハラはそんなに目…

笑い声(関根勤、サンドウィッチマン)

関根勤の笑い声があるとしばしばつられて笑ってしまう。 劇団ひとりの<マイホームが火事に!>というネタでは、劇団ひとりが「火事です」というシーンがある。そこでは関根勤は一度笑おうとして、笑わらないようにしている。その口の動きが面白かった。 サン…

はてなブログでの一年を振り返る、これからのこと

一年間の振り返りとこれからのこと

(おもに食について注目して、)向田邦子の『寺内貫太郎一家』を読む

はじめに 前に書いた記事でも紹介したのだが——(興味があれば久世光彦著『触れもせで——向田邦子との二十年——』を読むを参照していただきたい。)向田邦子は、食卓の情景と言うのはその家族の縮図だと思う(向田邦子、1990年、p.282)、ということや、「ホーム…

どいてほしい(かが屋の「自転車」)

どいてほしい、と思うときがある。自動販売機や階段で、…。 かが屋の「自転車」というのはそういうネタである。加賀がなにか買い物に行ったとき、もう一人の賀谷が加賀の自転車付近で付き合っている人と話しており、加賀が邪魔で、自転車のほうに、なかなか…

ノンスタイルの「寝坊」というネタを見て面白かったこと3つ

ひさしぶりにノンスタイルのネタを見た。井上がボケかと思っていたところはあったが、いまさらながら、井上がツッコミで、石田がボケである、ということを知った。ノンスタイルの「寝坊」というネタを動画で見たので、面白かったところを3つ紹介する。 「個…

ザ・ギースのネタを見る

ザ・ギースのネタで面白かったところ

久世光彦著『触れもせで——向田邦子との二十年——』を読む

久世 光彦(くぜ てるひこ、1935年4月19日 - 2006年3月2日)は、日本の演出家、小説家、実業家、テレビプロデューサー。テレビ制作会社「株式会社カノックス」創業者。テレビドラマ、小説ともに受賞多数。[…]演出家、プロデューサーとして『寺内貫太郎一家』…

三四郎の「後輩の怒り方」というネタを見て面白いと思ったところ3つ

三四郎は前々から気になっている芸人である。今回は「後輩の怒り方」というネタを見た。面白かったところを三つ挙げる。 滑舌 まず、小宮の滑舌。何を言っているのか、聞き取れないときがある、普通の場であれば滑舌悪い、ということが、長所である、という…

ipponグランプリでホリケンの面白いと思った回答3つ

ホリケン(堀内健)は、何をしでかすか、わからない、という面白さがある。 ipponグランプリのホリケンの回答の動画は主にニコニコ動画などで残っており、その中でおもしろい、と思ったホリケンの回答を3つ紹介する。以下にお題と回答を書いていく。 ・<母から…

アンタッチャブルのネタで好きなところ3つ

昨日はサンドウィッチマンのネタの好きなところを紹介したので、今日は、アンタッチャブルのネタで好きなところを3つ紹介する。最近はアンタッチャブルはコントをしているのかということはわからないのだが、そこについては首をつっこっまない。 1, テンポの…