桃尻関係

桃尻と書いてもじります。哲学、地名、本の感想などを中心に書いていきます。

つぶやきシローはやっぱりすごい

たまにつぶやきシローのネタを見ている。今回はつぶやきシローの動画を見たため、つぶやきシローを取り上げる。 つぶやきシローは面白かった。面白かったと言われるとかえって、つまらないと思われる方もいるのだろうか… 今回見た動画 <つぶやきシロー>とい…

<好きな景色> 爆笑問題の本から 

たまたま前に読んだ爆笑問題の本を読みかえした。爆笑問題の本と言っても、文は太田光さんで、相方の田中裕二さんは本中の紙ネンドの担当を担っているのみで、あまり出番はない(しかし紙ネンドがうまい)、「天下御免の向こう見ず」という本である。だいたい…

〈魚、足りてますか〉 ときわ食堂庚申塚店へ行く

(親切なのだろうか…いや、親切でない気もする)…何のことかというとときわ食堂にある貼り紙である。昨日は庚申塚店には貼ってあるのを見かけなかったが本店にはあった。 「足りている」ということは人手が足りている、というときに使ったり、時間が足りてい…

【モネ】 国立西洋美術館へ行く

久しぶりに国立西洋美術館へ行ってきた。きっかけは、新聞を読んだからである。新聞には、モネ(1840-1926)の<睡蓮、柳の反映>という作品がかなり修復されているものが国立西洋美術館に展示されている、ということが書いてあったからだ。それで見たくなった。…

パソコンで打った文を公開するとき「書く」か「打つ」のどちらにすればいいのか

パソコンで打った文を公開するときに「文を書いた」というのか、パソコンでタイピングしたため「文を打った」(あるいはタイプした、入力した)というのか、どちらなのかというのは毎度悩む、例えば「これが私が書いた記事です」というべきか、「これが私の打…

「気楽に行こう」というcmを見る・気楽に行けばいいのか?と思った

昔のcmを見るのが結構好きで見るのだが、たまたま「気楽に行こう」と歌っているcmを見た。モービル石油という会社のcm、作詞作曲はマイク眞木、出演しているのは鈴木ミツヒロという方のようで、あと一人はわからないのだが、周りが大自然のなかで車をおして…

警戒しすぎると疲れる

洗面所に見たくもない虫がいた。名前は言わない。どうやって気づいたかというと、歯を磨いていて、鏡を見ている時だった、鏡に映った壁の上部に虫がおり、下のほうにどんどん下がってくる。このままでは地面に落ちてしまうのではないか、そして這ってこちら…

水(みず)のイントネーション <コロチキ>

はてなには<今週のお題>というものがあるということをはじめて知った。「雨の日の楽しみ方」というと、少しずれてしまうかもしれないけど、雨について。 梅雨というのは毎年いつからはじまるのか、というのが分かっていなかった。しかし今年はネットのニュー…

坂本九の「さよなら さよなら」

最近動画で、坂本九の「さよなら さよなら」という曲をきいた。「涙くん さよなら」ならきいたことがあったが「さよなら さよなら」という曲ははじめてきいた。 場所は多分日本ではないのだろう、外国人が外国語で紹介するところからはじまる、動画のタイト…

あらすじがほんとうに読みにくいという問題

特に最近思う事——あらすじが読みにくい。自分が書いたものでさえ、もう一度読もうとすると忘れている、本を読んだにもかかわらず。何か月か前のものになると、これはだれが書いたのか、という状態になる。 読んだすぐ後は当然覚えていて話の内容が頭の中で整…

感想・蹴りたい背中はないか・後ろ姿とはなにか——綿矢りさの小説を読んで

今回読んだ本は綿矢りさの「蹴りたい背中」である。これは第130回(2003年下半期)芥川賞を受賞した作品である。 「蹴りたい背中」の内容 高一の主人公の私とにな川は周りに馴染めていない。にな川はオリチャンという女性ファッション誌に出てくる女性が好きだ…

ルネ・マグリットの作品についての本

ルネ・マグリットについては前々から興味があって、今回は彼の作品について書かれた本を手にした。今回手にした本はサントリー学芸賞をとったものである。ルネ・マグリットの生涯などが詳しく書いてある、という本ではなく彼の作品をどのように見ることがで…

「今が一番いい」と言わなければならなかったら、それは嫌だ。しかし…

題名どおり「今が一番」と言わなければいけない、そんな風潮があるのではないか、というふうには思っている。それは例えばスポーツ界であったり、ミュージシャン界であったり。もちろん、そんなことはない、という世界もある。 「今が一番いい」、実際にそう…

トイレの〈綺麗に使って頂いてありがとうございます〉という表記について

(この記事は6月5日に更新した。) スマホからの投稿で慣れていない。 トイレでは(いやトイレに限らなくても何らかの設備でもいいが)、〈綺麗に使ってくれてありがとうございます〉というふうに書いているものもあれば(感謝型)、〈みなさんが使うものです…

「モーレツからビューティフルへ」というcm(1970年)についてもっと詳しく見たくて

いくつか前の記事でも触れたが、1970年に「モーレツからビューティフルへ」というcmがあったようだ。これは加藤和彦が銀座の松屋前を「ビューティフル」という看板をもって歩いているcmで、当時の「モーレツ」という経済に向いた方向から、「ビューティフル…

カテゴリーページ (作家別)

カテゴリーがかなり多くなってきてサイドバーに設置しておくと幅が狭いので見づらくなってきた。カテゴリーが百以上あった。また、カテゴリーを見るためだけにスクロールするのは手間である。自分がばらばらの作家を読んできたというのもあるのだろう。それ…

4つの黄色いマーカーのレビュー

ちょっと蛍光マーカーを使う機会があったのでその際に使用したものをレビューしていこうと思う。色は黄色単色、4種類でそんなに多くはない。 (マーカーを使う上で重視したかったこと) キャップが開けやすい インクが長く持続する 無くしにくい 太い (反対に…

ファッションに疎い人間が鷲田清一著「ちぐはぐな身体——ファッションって何?」を読む

第一に自分はファッションに疎い。 ファッション誌やテレビのファッションコーナーを見ても(滅多に見ないが)、なにがなんだかさっぱりわからない。知らない。 が、鷲田清一が対談している動画があって、ファッションのことにも触れていて、ネットで調べると…

夏目漱石著「私の個人主義」を読む

この前山崎正和の「柔らかい個人主義の誕生」を読んだので、<個人主義>という名前のつく本は他にもあったと思い、真っ先に思い出し、手にした。本書は何度か読み直している本である。手元にあるのは講談社学術文庫の『私の個人主義』という本で、その中には…

山崎正和著「柔らかい個人主義の誕生 消費社会の美学」を読む

向井敏の「虹をつくる男たち」でも出てきたが、「猛烈からビューティフルへ」という1960年代から1970年代にかけての流行語があった。加藤和彦が<beautiful>と書かれた紙のようなものを掲げながら、街中をぶらぶら歩く、富士ゼロックスのcmから出てきたものである。著者</beautiful>…

藤野可織著「爪と目」(第149回 (2013年上半期) 芥川賞受賞作)を読む

内容 人の呼び方が変わっているので読みにくいと思うが内容を紹介する。 この作品の主な人物はあなたで派遣社員である。そのあなたが眼科で、3歳であるわたしの父と出会い、わたしの家にくる。 わたしの母はいた。表向きは事故死だったがほんとうのところは…

スタインベック著「真珠」を読む

スタインバックの「真珠」は、1940年3月11日から4月20日にかけてメキシコのコルテスの海、すなわちカリフォルニア湾へ海洋生物調査採集旅行に出かけた際に、ラパスにおいてスタインバックが聞いた民話を基にして、彼が1944年11月から翌年2月にかけて書いた中…

谷川多佳子著<デカルト『方法序説』を読む>について

デカルトの「方法序説」は、着眼点は無しになんとなく読んだ記憶があったが、あまり印象にのこらなかったということもあり、本書を手にした。「方法序説」は手元にあると記憶していたが、探してみたがなかったので、今回はこの本のみを紹介することにする。 …

河合隼雄著「無意識の構造」を読む

河合隼雄の本は2年ぶりくらいに読んだ。前は感想などは書いていないけど、「こころの処方箋」「子どもの宇宙」「子供と学校」などを読んだ。 本書は初めて読んだ。無意識と、意識の領域はどこまで及び、また、どのように違うのか…ということを知りたかったが…

小川洋子著「妊娠カレンダー」(第104回 (1990年下半期) 芥川賞受賞作)を読む

小川洋子はきいたことのある名前ではあったが作品は読んだことがなかった。今回がはじめてである。 内容 主人公の私の姉の妊娠の様子が書かれている。 姉と義兄の関係や、妊娠中においに敏感になるということや、つわりのさい中は食欲が減っており、体重は赤…

スタインベック著「赤い小馬」を読む

訳者がビアスの「悪魔の辞典」を訳した西川正身だったため、手にした。 この話は4つに分かれている(「贈り物」、「大連峰」、「約束」、「民衆を導き行く者」)。それぞれ独立したものとして読むこともできるだろうが、登場人物や舞台は同じなので、つなげて…

向井敏著「虹をつくる男たち コマーシャルの30年」を読む

本書はサントリー学芸賞というものをとった本のようだ。この賞はあまり知らないが、歴代のものをずらっと見ると面白そうな本もあるので気乗りすればこの賞をとったものを読んでみたいと思っている。 このごろは自分はテレビを見なくなっているので、テレビ上…

久米正雄著「風と月と」を読む

カテゴリーでは今回の作品は久米正雄のものだが芥川のことも書かれていたので「芥川龍之介」のカテゴリーにもこの記事を入れる。 前回読んだ「受験生の手記」はそこまで長い話と言うわけではないが今回の「風と月と」は手元にある二段組みの本で80頁以上ある…

津村記久子著「ポトスライムの舟」(第140回 (2008年下半期) 芥川賞受賞作)を読む

内容 主人公は29歳、結婚はしていない、ラインの工場勤務、ほかにもパソコン講師やデータ入力の内職などをしている長瀬由紀子(フルネームは最初の方だけ出てくるが以降ナガセ)である。工場勤務のある休憩時間、ナガセはNGOが主催する世界一周のクルージング…

本谷有希子著「異類婚姻譚」(第154回 (2015年下半期) 芥川賞受賞作)を読む

内容 夫婦が似たものになっていくという話。 主人公である私(サンちゃん)は前に働いていた仕事が激務で体調を崩して悩んでいたとき旦那と知り合った。旦那は「無理して働かなくても大丈夫」といってくれた。私は専業主婦という看板を出してはいるものの朝食…