モヤさまで好きなネタ(「ブラジル好き?」)

 モヤさまはしばしば見ていて、そのなかでもとくに印象にのこったところが、「ブラジル好き?」と聞いてきてさまぁ~ずの二人が逃げるところ、および、さまぁ~ずがそれをまねして「シンガポール好き?」と聞くところである。

 若干の説明を加えておくと、さまぁ~ずと大江アナウンサーと他の参加者が舞台上にいて、ブラジルの方なのだろうか、その方がそれぞれに「~好き?」と聞いてきて、大竹のところで、「ブラジル好き?」と聞いてくる。それぞれ、好き、というふうに答えるが、さまぁ~ずたちは逃げる。

 そのあともシンガポール編で、三村が大竹に「ブラジル好き?」と聞いてきた方を真似して「シンガポール好き?」、大竹が大江アナウンサーに「シンガポール好き?」と聞く。

 どういうところが好きなのか、というと、「~好き?」と聞くところのイントネーションが上がっていて、独特だということ、また、国という大きなものを好き、と聞いてくるところである。反対に、ごく小さなものでも、「~が好き」とは答えやすいと思う。が、それがたとえば一人の人間、とくに身内、という場合、好き、とはいいにくいとおもう。

 「~好き」とはなかなか言えない場合もあるが、ものやひと、いろいろなものに、気楽に言え、そして、それで笑いがおこればいいという場合もある、と思った。