三四郎の「後輩の怒り方」というネタを見て面白いと思ったところ3つ

 三四郎は前々から気になっている芸人である。今回は「後輩の怒り方」というネタを見た。面白かったところを三つ挙げる。

 

滑舌

 まず、小宮の滑舌。何を言っているのか、聞き取れないときがある、普通の場であれば滑舌悪い、ということが、長所である、というふうには思わない。が、勢いでツッコんでいく小宮はコミカルでおもしろい。「後輩の怒り方」というネタでは、相田が後輩で、相田が小宮に「小宮さんって、めちゃくちゃ滑舌いいですよね」とほめるのに対し、小宮は「悪いわ、おれ。」と言って、「焼き肉屋行って、アイス頼んだら、ライス来たわ」というところがあった。

 

足音を使って、笑わせるところ

 舞台の関係もあるのだろう。小宮はツッコむときに、足音をたて、地面を踏み、ツッコんでいくところがあった。ツッコミの熱量みたいなものを感じた。

 

「コントから出ろ」

 相田が最後のほう、同じようなことを何回も言って、小宮がそれに対し、イライラしている、というシーンがある。そこで、小宮が「ちょっとコントから出ろ、おい」という、そのあとの「養成所で習っただろ」、というツッコミが面白かった。

 

以上、三つ面白いと思ったところを紹介した。相田のことは、あまり知らないのだが、フリートークなどでは、いじられることもあるのだろうか、雰囲気が独特だ、もっと注目していきたい。小宮は、動画を見たところ、ツッコんでいるところは観客の笑いが起きていた、それだけすごいということだろうか。三四郎は、コント(漫才)以外でも、フリートークが面白い。どこか憎めないキャラクターだと思った。