食べ物の描写
最近、食べ物や食について注目して話を読む、ということをしている。食べるのがすきだからである。昨日も『ソクラテスの妻』を食について注目していったり、『寺内貫太郎一家』であったり…。 今日もまた書いていく。宮沢賢治の『注文の多い料理店』。話の内…
題名にあるソクラテスの妻とは調べると、クサンティッペのことのようだ。クサンティッペは知らなかったので調べた。以下引用。 クサンティッペ ソクラテスの妻。夫を理解せず常に夫をののしっていたといい、古来、悪妻とされる。 (コトバンク) 前に、向田邦…
はじめに 前に書いた記事でも紹介したのだが——(興味があれば久世光彦著『触れもせで——向田邦子との二十年——』を読むを参照していただきたい。)向田邦子は、食卓の情景と言うのはその家族の縮図だと思う(向田邦子、1990年、p.282)、ということや、「ホーム…