Tennessee Williamsの'The Glass Menagerie'(「ガラスの動物園」)を読む

 単語を調べつつ読んでいった。

 

以下は話の内容について。

 'The Glass Menagerie'はWingfield家について書かれている。Wingfield Tomが回想していく。Tomはこの戯曲のナレーターでもある。Windfield家は父親がどこかに行ってしまい、Tomは気になっている、またTomはしょっちゅう映画を見に行き、家を空けている、その姉のLauraは年ごろであって、学校を途中でやめたり、子供のころの病気のため足の長さが違う、母親のAmandaはLauraの年齢のためもあって、Lauraにいい人がいれば、と気にしている。Amandaはもう年ごろの娘Lauraにだれかいい人を紹介してあげるよう、Tomに相談する、それでTomは知り合いのJimを家に連れてくる、Lauraは高校時代、Jimのことを気に入っていた。

ざっとこんな話だった。題名のThe Glass MenageriとはLauraが大事に飾っている置物のことである。とくにユニコーンが気に入っている。場面1に入る前にガラスは美しいがこわれやすいということが書いてあって、それとこの作品の登場人物(とくにそれを所有しているLaura)をかけているのだと思う。

 

 印象にのこったのはTomがLauraのために人を連れてくると知ったAmandaが、そのための準備をするところである。以下引用する。

 The new floor lamp with its rose-like shade is in place, a coloured paper lantern conceals the broken light fixture in the celling, new billowing white curtains are at the windows, chintz covers are on chairs and sofa, a pair of new sofa pillows make their initial appearance. ('The Glass Menagerie', Schene six, p.274)

  ここの引用では人が来るため、新しいランプやカーテンやソファのクッションをAmandaが用意するということが書かれている。相当準備するものだと思った。

 

読んだもの

Tennessee Williams, 1962*1,  'The Glass Menagerie'(A streetcar named desire and other plays), London: Penguin Books

 

*1:1962年にreprintedとなっていたが、この本にはTennessee Williamsが1983年に亡くなったことも書いてあったため、それより後に印刷されたのだと思う。