伊藤左千夫

松戸に行く——「野菊の墓」を読んで——

題のとおり、伊藤左千夫の「野菊の墓」を読んだため、その舞台の松戸へ昨日行ってきた。松戸は初めてだ。葛飾区も意外と行ったことは無かった。先ずは野菊の墓文学碑なるものがあるということでそこを目指す。 ここの上にあるのだろうか。 左側の階段をのぼ…

伊藤左千夫著「野菊の墓」・「浜菊」を読む

「野菊の墓」 伊藤左千夫の最初の小説。 あらすじ 主人公僕(政夫)とその縁の従妹民子(いずれも十代)は仲が良かったが、それを見ていた嫂(あによめ)や母など、親類はあまりそれを良しとせずにいた。しかし僕と民子は愛し合っていた。 僕は民子としばらくの…