ヴァロットン展に行ってきた

月曜日(23日)は三菱一号館美術館のヴァロットン展に行ってきた。リアルに絵を描くというより、思いつきの絵を描くなというふうに思った。ちょっと刃物を振り上げる手を書こう(暗殺という絵があった)とか、黒を増やしてみよう!(お金という絵)とか、軽いノリなんじゃないかという気がした。ヴァロットンの絵は白黒で漫画と似ているが、漫画は4コマでさえ4シーンあるが、ヴァロットンの絵は1作品につき基本1シーンだと思う。その分、何かを伝えようとするならどういう絵にするのか色々と考えなければならないんだろう。あんまりすごい!とは思わなかったけど、どこか惹きつける魅力がある。怠惰という絵を見て、怠惰だと思った。ボールという絵を見て、ヴァロットンを知ったのだが、ボールは無かったように思う、それは残念だ。三菱一号館美術館には初めて行ったのだが、とても良かった。レンガ造りの建物には惹かれるし、丸の内ブリックスクエアは丸みがある建物で、中が見えて、庭もちょっとあって、しゃれていた。そこでご飯を食べたらきっと気分がいいだろう。

その後は新橋や日比谷まで歩いた。ここらへんは前、自転車で来たことがあったけど、散歩するともっとじっくり景色を見れていいなと思った。