こういうのも書いてみます。今年はこの記事が最後のつもりです。
今年は有名人の自伝や子供向けの本を中心に読んだ。有名人の自伝を読んだのは、インタビュー動画を見て、ちょっとでもその人の言っていることを理解したり、言っていることの背景を掴みたかったからで、子供向けの本を読んでたのは絵もあってイメージがしやすいと思ったからだ。今年は今までで一番英語の本を読めたと思う。もっと読んでる人からすれば大した数ではないのだろうけど。
短編集は全部読んだわけではないので、読んだ中から書こうと思う。
もちろんこれに載っている以外の話や本も好きだけど、特に印象に残ったのをここで書きたい。ぜんぶで15こに分けた。
- William Saroyan, The Human Comedy
- What's what
- Raymond Carver, What we talk about when we talk about love
- ブコウスキーの本
- Jhumpa Lahiri, Interpreter of Maladieds
- マイケル・ジャクソンの自伝
- ペギー・リーの自伝
- John Fante, Ask the dust
- ジェームズ・コーデンの自伝
- プーさん
- パディントン
- ロアルド・ダールの本
- L. Frank Baum, The wonderful wizard of Oz
- Alice Munro, Dance of the happy shades
- スティングの自伝
William Saroyan, The Human Comedy
時代が第二次世界大戦の本なので、出兵に関しての話などが出てくる。メインの登場人物であるホーマーという少年は電信局で働いている。戦争ゆえのことが起きて、読んでいて悲しかった。表紙のイラストが章の始まりにそれぞれあってそれが好きだ。アマゾンで買ったのだけど、メディア:図書館とあって最初は何だ、と思ってたが、届いたのはコンパクトで親しみの持てる、ずっともっておきたくなる本だった。
What's what
古本屋でたまたま見つけて買った。最初古本屋で見つけた時、こういう種類の本もあるんだということをそれまで知らなくて、感動した。かなり大きめの本。図鑑よりちょっと小さいくらい。画像でもちょっとわかるかもしれないけど、物や生物の器官などの名前が英語で詳細に載っている。「これ(この物)は英語でどう表現するんだっけ」っていうときにすごい役立つ。機械が多く載ってる。
Raymond Carver, What we talk about when we talk about love
What We Talk About When We Talk About Love (Vintage Classics)
- 作者:Carver, Raymond
- 発売日: 2009/11/05
- メディア: ペーパーバック
短編集。表題作のWhat we talk about when we talk about loveというのが印象に残っている。愛について書いてあった。なにが愛なのかというのを登場人物が話していた。愛は人それぞれいろいろあった。
ブコウスキーの本
ブコウスキーの本は1冊読んだら他のも読みたいなとなって合計4冊読んだ。出会えてよかった。不平や不満の表現がすごかった。その不平や不満にユーモアも含まれてあると感じるところがあって、おもしろかった。
Jhumpa Lahiri, Interpreter of Maladieds
短編集。3つ読んだ(A temprary matter, When Mr. Pirzada came to dine, Interpreter of maladies)。作者の親はインド系で作者の生まれたのはイングランドとかで、幼いころアメリカに移った。それもあってか本の内容でもいろんな国の人、故郷と住んでいるところが違う人が出てきた。When Mr. Pirzada came to dineというのは第三次印パ戦争というものについて書いてあったと思う。勉強になった。A temprary matterというのは設定が面白かった。停電を中心とした作品だ。停電中だからこそできることもあるんだと知った。
マイケル・ジャクソンの自伝
ハードカバーの大きめの本だ。写真がいっぱい付いていたと思う。マイケル・ジャクソンは自分にとって謎の存在だった。それがちょっとわかったような気がした。英語は読みやすかったと思う。
ペギー・リーの自伝
'Fever'や'Is that all there is?'という曲が気になっていたため歌手のペギー・リーの自伝を読んだ。家庭環境の大変さとかが書いてあった。'Twilight on the trail'という曲が出てきて、それがよかった。
John Fante, Ask the dust
ブコウスキーに影響を与えたということで読んだみた。好きなのに好きじゃないように振る舞ったりひどく当たってしまったり、愛の表現の仕方がすごかった。
ジェームズ・コーデンの自伝
ザ・レイト・レイト・ショーに出てるジェームズ・コーデンが気になって本を買ってみた。学校のエピソードとか面白かった。
プーさん
絵も付いてて読みやすかった。かわいかった。キャラクターの声の発し方が独特な気がした。まねしたい。
パディントン
プーさんもクマだけどパディントンもクマだ。4冊読んだ。プーさんは大体が(クリストファー・ロビンを除き)動物同志の関わり合いっていう感じだけど、パディントンは人間とクマが関わっていくっていう様子が見れる。そこが大きな違いかとおもった。シリーズはまだまだあるようなので今後も読んでいくつもりだ。
ロアルド・ダールの本
ロアルド・ダールの本は今年一番よく読んだ。どれもおもしろかった。セリフや音の表現がすごい手が込んでいるなあと思った。チャーリーとチョコレート工場とかとくに。
L. Frank Baum, The wonderful wizard of Oz
The Wonderful Wizard of Oz (Dover Children's Evergreen Classics)
- 作者:Baum, L. Frank
- 発売日: 1996/05/20
- メディア: ペーパーバック
映画を観た後に読んでみた。映画との違いを発見したり楽しかった。映画の後に原作っていう流れがいいと思った。
Alice Munro, Dance of the happy shades
アリス・マンローというカナダの作家が書いた初期の短編集。自分は二つ読んだ(The OfficeとSunday afternoon)。The officeというのはオフィスをもった女性の主人公が遭った隣人のわずらわしさの話だったとおもう。読んでで夢中になった。どちらの作品も登場人物に関心をもてた。単語は難しかったけど、もっと読んでいきたい。
スティングの自伝
さっき読み終わった。
アヤワスカっていう宗教的な薬をブラジルで飲むところから始まって、親との事、幼少期の事~学校の先生の頃の事、The Policeの事などが書いてあった。今年は合計四冊、歌手の自伝を読んだけどスティングの本は出てきた単語が一番難しかった。でもなんとかよく調べながら読み終えた。今月の10日くらいからずっと読んでた。
これで2020年のブログは終わります。今年もありがとうございました。