ノンスタイルの「寝坊」というネタを見て面白かったこと3つ

 ひさしぶりにノンスタイルのネタを見た。井上がボケかと思っていたところはあったが、いまさらながら、井上がツッコミで、石田がボケである、ということを知った。ノンスタイルの「寝坊」というネタを動画で見たので、面白かったところを3つ紹介する。

 

「個人的には…」

 「個人的には…」ということは、「ふつうは…である」というよりは、どちらかというと、角が立たないようなイメージのある言葉である。しかしノンスタイルの漫才の場合、違っていた。

 井上が最初のほう、「朝寝坊って焦る」ということを言う。それに対し、石田は、「個人的には、道端で宇宙人にあったほうが焦るけどね」ということを言う。井上はそれに対し、「喋りにくくなるわ、俺の朝寝坊の話、めっちゃパンチ弱いやん」ということを言う。たしかに、そうだとおもった。「個人的に…」というどちらかというと、「あくまで自分が思っているだけだけど…」という雰囲気を出して、敢えて控えめに言っているところが、地味なダメージを与える、みたいなことはあると思う、なんとなく、ふかわりょうの相手にちょっとしたダメージを与えるネタ、的な。

 

「どこで待ってんねん」

 石田が彼女が待ち合わせをしている、ということを再現しているシーンがある。石田がはしごにのぼっているようなポーズをする場面がある。それに対して、井上は「どこで待ってんねん、それ、上空や、はしごのとかで待たへん…」というところがある。そのツッコミが面白かった。

 

石田のコント、シリーズ

 いくつか、石田が、井上の言ったことを再現して見せる、シーンがある。たとえば、井上が歯磨きをする真似をしているところ、石田はコント、虫歯菌の気持ち、といって、歯の虫歯菌の再現をする。ほかには、井上が蝶々結びをしているところで、石田は、コント、蝶々結び、というのを始める。ほかにも、井上が汗を拭くところでは、石田は、コント、ハンカチの気持ち、というものを始める。

 ボケとツッコミ、ふたりいながらも、一人でもできる、再現するネタを取り入れているということが面白いと思った。

 

いずれも面白かった。

 

以上、面白いと思ったところを3つ書いた。