ステハゲさんの魅力11選

 ステハゲさんの知名度がどれくらいなのかわからないので、あまりどう紹介すればいいのかもわからないが、多分ステハゲさんの視聴者は20代かその下が中心だと思う。というのも、ステハゲさんは、大学生で大学のことを動画で話題としているからである。ステハゲさんはYouTubeやニコニコ動画をやっている。大東文化大学に現役で入り三ヶ月で中退したあと、イギリスのリバプール・ジョンムーア大学に入り、一日で辞め、その後、中央大学に入り、今は四年生である。以下、ステハゲさんの魅力としてあげられる点をを11こ紹介したい。

 

 

 

1. 大学

 第一にステハゲさんは大学生である。大学で起こったことをネタにしたり、不満をぶつけたりしている。特に印象的だったのが、ステハゲさんの通っている中央大学の食堂が、混んでいるということである。中央大学の食堂は、何階かあるようだが、どの階に行っても、混んでおり、ステハゲさんは不満をぶつけている。

 また、ステハゲさんは、ぼっち(一人ぼっち)であったり、陰キャラ(反対は陽キャラ)と言われている人である。高校あたりからぼっちだったようだ。といって、人気のユーチューバーなため、実際のところはわからない、声はかけられるという意味ではぼっちではないのかもしれない、あるいはそれが嫌でひとりでいるのかもしれない。行動力はすごくあるので、そういう意味ではぼっちを超越しているのかもしれない。また、「陰キャラフィットネス」といって、陰キャラの筋トレを動画であげている、ネーミングセンスがあると思う。

 それから、中央大学のステハゲさんとは違う学部の試験問題でステハゲさんが以前通っていたイギリスにあるリバプール・ジョンムーア大学の引用が出てきたようだ、これは意図してなのかわからないが、多分中央大学も、ステハゲさんは目立つ存在なのだろう。

 時折、中央大学から、何か問題を起こしたことにより、呼び出されている。その様子も動画であげている、そして卒業できるのか、という危機も現在あるようだ。

 いずれも、やっていいことか、と言われると疑問かも知れない。しかし、リアルな生活というのが伝わって来るという点で魅力的なのだと思う。そして、陰キャラと呼ばれている人にとっては、ステハゲさんは、元気づけられる存在なのではないかと思う。

 

2. 「やーす」、その他の独特の言葉

 ステハゲさんは、何か食べる時、または、少しふざけた時だろうか、語尾を「ます」ではなく「やーす」で終わらせる。また、これはおそらくニコニコ動画やその他の配信サービスでよく使われているのかもしれないが、何か飲むときはkpという、乾杯の略である。

 「あのさぁ〜」というのは、中央大学の食堂で混んでいた時に頻繁に言っていた。それ以外にも、ステハゲさんのいう言葉は、耳に残るものがある、ステハゲさんが、大学名を言うと、なぜだか、おもしろい。また、同じ言葉を何回も繰り返す、というふうにしているように思う。

 いずれも、センスを感じる。

 

3. 他のユーチューバーとの関係

 ステハゲさんの恋人とも時折言われたりするが、鉄道系のユーチューバーであるスーツ背広さんという人物がいる、そのスーツ背広さんとはときどき絡んでいる。スーツ背広さんもまた、面白く、独特なキャラクターである。鉄道だけではなく、他にも飛行機にのったり、海外へも行ったり、…それから、宿舎のレビューをしたり、そらから喋り方も、相手を否定しないなどいろいろと魅力がある。

 また、はこむすさんという人物もいて、このかたはステハゲさんのいとこのようだ。はこむすさんも、大学生のようで、ステハゲさんのように、いろいろと苦労しているようだ。はこむすさんはよく、ドンキホーテのキャラクター、ドンペンをもっている。ユニークな方だ。

 スーツ背広さんと、はこむすさん、どちらも面白いと思う、ステハゲさんのまわりもまた面白い。

 

4. コメント欄とファン

 ここはコメント欄を見ればわかるのだが、ステハゲさんの動画のコメントは非常に多い。YouTubeのコメント欄と言うのは、視聴回数に比べて、少ないというふうに思う。しかし、ステハゲさんはそうではない。最近では、iPhoneのYouTubeが、動画とコメント欄を一緒に見れるので、ますますステハゲさん仕様になっている、というふうに感じる。

 また、ステハゲさんの動画では、面白いことを言いあっている、大喜利とも呼ばれている。これはなかなかないことだと思う。コメント欄だけを見たいがために、ステハゲさんの動画を見る方もいるようだ。

 なかには、これはYouTubeに限らないことだと思うが、わざと嫌なことをコメントしている、という方もいる。それと、ステハゲチルドレンといって、ステハゲさんの熱狂的なファンも存在しているようで、この方たちもコメント欄に書き込んでいるようだ。ステハゲチルドレンが、どういう行動をしたか、というのも時折話題になっている。

 以上、ステハゲさんはコメント欄を活発にしている、という面白さがある、一方でどこでも一定数はいるのだろうが、嫌なコメントをする方やよいとはされないステハゲチルドレンもいる、ということには注意が必要だと思う。

 

5. 煽り

 ステハゲさんは例えば、視聴者に対して、学校生活での煽り、社会的な地位の煽り、いろいろと煽っていっている。時にはステハゲさんが陰キャラなのにも関わらず、陰キャラを煽っていることもある。

 人気な会社を煽っていることもある。例えば、かっぱ寿司が、前まで<チャンネル登録者数10万人以上だと、無料>というのを実施していたようだが、それを煽ったり、またはドワンゴというステハゲさんが就職活動で受けた会社を煽ったり、…たまには煽るべきでない人も煽ったり、だから最近大学から呼び出しされたというこもあるのだが…。

 また、これは一種ネタなのかもしれないが、スーツ背広さんが煽ってきたのに対し、煽り返すということもしているようだ。

 ステハゲさんは、時にはほんとうに煽っていけないことを煽ってしまうこともある。

 しかし、視聴者としては、この煽りと言うのもたのしみなのではないか、というふうに思う。もちろん、ステハゲさんを知らない方は、(何してるんだ)と思うのだろう。実際、度が過ぎることもたしかにあるので、面白い一方、注意を要するときもある。

 

6. 注目されること(どうなったんだろうと思わせるのが上手い)

 視聴者数(ブログで言うpv数)や登録者数をみればわかるが、ステハゲさんは本当に人気なんだな、というふうに思う。瞬く間に上がっていく。登録者数よりも、視聴者数のほうが多い、ということもある、登録はしないが、視聴はするということだろうか。

 今、ステハゲさんは<ステハゲチャンネル2代目>ということで活動されている。一度、消したようだ。が、登録者数はぐんぐん上がってきている。すごい上昇率だと思う。

 また、ステハゲさんは人を注目させるのがうまい。例えば、中央大学に呼び出されるところや、「大学辞めるかも」というところであったり、また、一時期YouTubeで投稿していないときがあって、そのときも(ステハゲさん、どうなったんだろう)と多くの人が思ったのではないか。ニュースになっていることを拾うのもうまく、最近ではサッカー長友選手の寄付について、サッカー久保選手についてのコメントをしている、それ以外にも話題となったニュースに反応している。絶妙なタイミングで動画を出しているように感じる。

 ステハゲさんは注目させることがうまいと思った。

 

7. ふれてはいけない感じ・危険な感じ

 これは芸能人でも、そんな芸能人はいないだろうか。例えば爆笑問題の太田光さんや江頭さん、昔のタモリ、コロチキのナダルさん、クロちゃん、アンガールズさんなどがそんな感じがする。 

 どこか怖いものと言うのは、見たり行ったりしたくなるのではないだろうか。それをステハゲさんはとりいれてるような気がする。

 

8. 叫び

 はじめてみた方はもしかしたら怖いと思うのではないかもしれない。が、何度か見ると面白いと思ってしまう。ステハゲさんが叫んだシーンを集めただけの動画というのもある。「ふざんなよぉー」といったり、「ぴぇー」といったり…。ここらへんは、コメント欄が有効活用される時もあって、ステハゲさんが、叫んだところを知らせるコメントと言うのもある、それほど、多くの人がステハゲさんの叫ぶところに注目している。しかし、ステハゲさんは、どこで叫ぶのか、ということにも気を遣っているようで、叫ぶ前に後ろを振り向いて叫んでいいのかどうかということを確認している。面白い。また、家族がいるときは、なるべく叫ぶことをひかえているように思う。

 個人的に面白いと思うのが、ステハゲさんはおこった後に「ちっ」と舌打ちするところだ。

 叫ぶことは、ふつう怖いという感じがすると思うが、ステハゲさんの場合だと、そうはならない、というところがすごいと思っている。

 

9. 炎上しない(高評価はあっても低評価はつかない)

 何をもって炎上というのかによって違うとは思うが、ステハゲさんは先ほども言ったように、注目されやすく、再生数(ブログで言うpv数)も多い、が、スーツ背広さんが言っていたことなのだが、炎上はなかなかしない、高評価はついても低評価はなかなかつかない。他のユーチューバーであったらふつう炎上することであっても、なかなか炎上しない。しかし、それでも再生数はすごく多い。理想的な拡がり方なのかもしれない。

 

10. なかなか動画サイトの枠から出ない

 これは本人が敢えてそうしているのかわからないが、例えばラジオやテレビで言及ても良さそうな登録者数や話題性をもっているにもかかわらず、他にはなかなか登場しようとしない。あくまで、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画に居とどまっている。

 日刊spa!のサイトには載ったことがあるが。また、ツイッターはやってはいるが。

 活動している領域の他に出たらつまらない、というのはなんとなくあるのではないか。誰とは言わないけど、例えばテレビで人気の有名人がYouTuberになっていて、もちろん面白いのだが、何か知名度があってずるい、と言えばいいのか、あとはテレビとはどこか違うというか、…もちろんのことだが、テレビからYouTuberにいっても面白い人はいると思うし、まだ自分があまり発見できていないということでもあるのだろう、しかしどこかがっかりするということもある。

 自分はもし、他のメディアにステハゲさんがでていたり、テレビやラジオなどで言及されていたり、…もちあげられていたら、受け止めるまでに時間がかかるのかもしれない。どこか、動画からラジオやテレビには出てほしくないという思いがある(もちろん自由だが)。 

 動画の枠から外に出ないというのも、ステハゲさんの魅力の一つだと思う。

 

11. 芸人

 ステハゲさんは芸人だと思う。

 煽りであったり、危険な感じを出しているのもあえてそうしているのだろうと思う。実際、かなり気を遣う方で、例えば、受験生へのメッセージだったり、社会的な地位についてであったり…。それから店員への態度であったり、同じ大学の後輩へだったり…。また、何かミスをしてしまった後はフォローを欠かさない。動画では人気を出すためもあるのだろう、そのための芸をしているように思う。が、ほんとうはすごく優しい方なのだろう。しかし、だからといって、完璧と言うわけではなく、ときには、してはいけないことをしてしまうこともある。

 

〈おわりに〉

 ということで以上、ステハゲさんの面白いと思ったところを紹介した。大変魅力的な方である。が、ステハゲさんを記事にしようかどうか、ということは本当に悩んだ。というのも、ステハゲさんは触れないで、密かに動画を楽しんでいくスタイルが面白いのであって、それなのに紹介しても、もしかしたらつまらない、と思うかもしれないからである。でも、どうしても記事にしたくなったので、今回は書くことにした。

 もしかしたら「そういう、なにをしでかすかわからない人を面白がっていくことが本当は危ないんじゃないの…」という方もいるだろう。たしかにそうだと思う。それに、今後ステハゲさんが何をしでかすか、本当にわからない。もしかしたら某YouTuberのように、メディアを揺るがすかもしれない。そうなったらたしかによくない。それでも、はらはらしながらもみていきたい魅力がある。

 

 ステハゲさんこそ、すすめたら本当につまらなくなってしまうので、すすめはしない、それに、みてる人は既にみてるだろうし、問題があることを知っていて、見る人も、そうはいないだろうし…。

 けれども、ステハゲさんの魅力を11こ紹介した。

 

 

※2020/10/01に更新、目次作った