バナナマン コントのあらすじー書き起こし風

 



A Shocking Move

設楽 「(設楽段ボールをもって)この荷物で最後」

日村 「おーほんとに最後、これで引っ越し終わり、いえー、やったー、いえー」

設楽 「なげーよおまえ」

(日村喜ぶ)

   「俺から、花」 

日村 「花のある生活ってうれしいよな、お前っていいやつだよー」

(日村喜ぶ、日村手招き、設楽右に行くと、日村「ホイホイホイホイ」、日村更に喜ぶ、)

   「設楽、一人暮らしの先輩だから、わかんないこととかあったら教えて」

設楽 「おお、この部屋っていくら?」

日村 「6万8千円ひろいしさ、入り口オートロックだし、風呂トイレ別だし、、、凄くない?一発で、僕が選んだというよりは、この部屋が僕を呼び寄せたみたいな、、、」(日村喜ぶ)

   「よっしゃ、俺のけつぶったたいてくれー、引っ越し祭りジャー」(設楽叩く、そのたびに日村どんどんどん)

(ピンポーン) 

   「今からさ、速攻で新聞取るやつ見せてあげるよ」

(二人とも落ち込んでる)

設楽 「チョット声大きかったかも(日村の顔が、、、)そんな顔すんなよー、こちょこちょ」

日村 「しー」

設楽 「まだ落とすなよ、やってないことあるでしょ?、うんこでしょ?ボちゃーって流すやつ」

日村 「ぼく、今うんこもおしっこもどっちもしたくないんだよね(けつ抑える)」

設楽 「今はダメだよ」

日村 「全然出てくる感じがしない?」

設楽 「水だけ行く?トイレの水、長しに行くやつ、出て来いや(高田風)」

(トイレ流しに行くー二人は落ち込んでる)

   「みず弱くね?流れないよ?あんなのくるくるってやって、ジャバってやって、こんなの朝遅刻しちゃうよ?崩れて流れて崩れて流れて、うんこ流れるまでずっとやってましたってバカみてーだよ?」

日村 「そんな正直に言わなくていいじゃん?僕大丈夫です、デパートとかでしかうんこしない人間なんですー」

設楽 「みず弱いよ」

日村 「弱くないよ」

設楽 「みず弱いよ」

日村 「弱くないよ」

(二人はまたトイレへ、)

設楽 「弱いよ」

日村 「弱くないよ」

設楽 「シャワーも弱いんじゃ?」(二人落ち込む)

   「全開にして、取っ手のところだらだら来るじゃないか」

日村 「大丈夫です、僕シャワー浴びない人間です、で、シャワーボちゃーってでるやつ買うんですー」

設楽 「次キッチン、わーすげー出るよ、いやこれトイレとシャワーの分、こっち来ちゃってんじゃん、遊びがないもん、すげーよ、お前朝びちょびちょだよ」

日村 「そんなの大丈夫です、シャワーみたいなの、かちゃっとはめるんです、あれは独り暮らしの憧れなんですー」

設楽 「あんなのつけてやったってどんだーだよ?これよ、シンクも低いなー婆ようだよ、腰痛くなるよ?」

日村 「腰痛くなる方がいいんですー僕婆人間なんですー」

設楽 「婆元から人間だよ、あ、臭くね?下水の臭い?」

日村 「臭くないよ」

設楽 「臭いよ、あれ、パイプの臭い取るやつ、これ何お前、了承してはいってんの?外墓場だよ?」

日村 「知らないよ、だってみに来たの夜だもん」

設楽 「これ言われなかったの?しかもこれ飛び切りちけーじゃん(設楽窓開ける)触れるじゃん、ここおぼーさん住むとこじゃね?」

日村 「お坊さんお寺住んでんじゃん」

設楽 「なにここ、ここよくないよ、玄関だって、引き戸じゃん、玄関靴ぐってなるじゃん、、、」

日村 「何で、そんなことしたら、なんでもいいとこだってあんじゃん、オートロックです」

設楽 「オートロックっていったって、自転車のとこドアあるから入って来れるじゃん?ここつくったやつ頭おかしいんじゃないの?」

日村 「もういいよ、文句ばっか言いやがって、もういいよ」(日村引っ越しの箱から、人形が、、、)

設楽 「ここのせいだよ」

日村 「ここのせいじゃないよ、これ(箱)のせいだよ」

設楽 「不動産屋に文句言ってやるよ、水圧とか、ドアの感じとか?番号は?エーウソだろ?圏外だよ?」

日村 「どっかは言って来るとかあるよ絶対(日村走る)全部圏外、洗面台と隙間に壁があって、全部落とした」

設楽 「なんでそんなとこに隙間あんの?問題アンじゃん?」

日村 「問題ねーよ、棒かなんかない?」(設楽股間さわる)

   「やめてくれよそういうの」(設楽洗面台へ)

設楽 「おまえ、大量の歯ブラシ出てきたよ、気持ち割―よ」

日村 「気持ち―よこんなにいっぱい歯ブラシ出てきたら、美人姉妹が使った歯ブラシかもしんねーじゃん」

設楽 「双子の爺のかも知んねーじゃねーかよ」

日村 「あー!百円見っけちゃいました、絨毯と隙間の間に落ちてた、500円玉、2枚、100円、1200円だよ、見てこれ?」

設楽 「なんかあるのかな?」

日村 「やってみよっか?どうする100万とかあったら?」

設楽 「そしたら引っ越しちゃえばいいじゃん?」

日村 「気にってんだよここ」

(日村開ける)ー(沈黙)

設楽 「なにこの大量の血痕は?」

日村 「なんかの染みかもしんないじゃん?」(日村お札発見)(携帯から電話が(圏外にもかかわらず))

設楽 「出ろよ」(日村怖がる)

日村 「はいもしもし、おー元気?一年ぶりくらいだよね、凄い久しぶり、何?(テンション下がり)あーほんとあー、ありがとう」

設楽 「どうした?」

日村 「別に大丈夫」

設楽 「言えよ?」

日村 「前言ったかもしんないけど、僕の友達に霊感強い人がいて、大丈夫かなーと思って電話してきたんだって」

設楽 「なんで大丈夫かな?と思って電話してくんだよ?」

日村 「もう圏外だ」

設楽 「じぁ帰る」

日村 「泊ってけばいいじゃん?」

設楽 「今度来る(花持っていく)」

日村 「何で持っていくの?」

設楽 「もってかないよ(花を畳の上に置く)、じゃあねー」

日村 「まってー」

(花倒れるー日村驚く)

日村 「おばけなんてないさ、おばけなんて嘘さ、設楽今日泊めて―」

 

まとめ

花の意味ー最初は、引っ越しを祝うためだが、最後は、死者に供えるという役割

 

 

いろんな人間

音声 「日村さん、笑う人」 

日村 「あははははは、あはははは」

音声 「次、設楽さん、怒る人」

設楽 「あおしあー」 

 音声 「日村さん、思い出し笑い」 

日村 「うぇっへへ」

音声 「設楽さん、思い出し怒り」

設楽 「あっ、金、自転車、あっ」 

音声 「日村さん、何かを気にしながら笑う人」 

日村 「はっはっはっ(ちら、ちら、ちら)」

音声 「次、設楽さん、私何泣いてるんだろうと鏡を見て笑う人」

設楽 「(泣く)はっはっはっ、(笑う)」 

音声 「それでは次から交互に、日村さんから、悲しみをこらえて笑顔でさようなら」 

日村 「あなたに会えて、よかったと思う(手を頭に)」

音声 「謝りながら怒る人」

設楽 「ごめんなさいって言ってんじゃん」 

音声 「怒って笑って泣く不良」 

日村 「勝負だコラーへへ、よーしこい、いたいよー」

音声 「同じ動きを繰り返して笑う人」

設楽 「ワンアントゥーアンスリーアンターンワンアントゥーアンスリーアンターン(笑う)」 

音声 「貯めて怒る」 

日村 「(、、、)ホイ」

音声 「怒り太鼓」

設楽 「どんどんどんくら」 

音声 「ドリブル大爆笑」 

日村 「パスパスパスははははは」

音声 「怒り太鼓、ドリブル大爆笑、セッション」

設楽、日村 「どんどんどんくら(同時に)パスパスパスははははは」

設楽、日村 「どんどんどんくら(同時に)パスパスパスははははは」

設楽、日村 「どんどんどんくら(同時に)パスパスパスははははは」設楽 「」 

音声 「次は歌をごまかして笑う人」 

設楽、日村 「ずんずんずんずん、プリティーウーマンエヴィし、、、ははは、、、ジャンジャンジャンジャンジンギスカン、へ―チャチャ、、はははは」

音声 「以上です、それでは日常生活うまく生きてくださいね、最後に赤ちゃんに向かってうまく笑ってくださいね」

設楽、日村 「(笑う)イー、、、」 

 

 

感想

最後のシーンは、FRENDSの赤ちゃん誕生のシーンと類似している。 

 

お前いたっけ?(bananamanlive Radio Dance)

日村 「あのさ、ひろし君が設楽君に渡しといてって、去年の夏バーベキュー行ったじゃん、その時の写真」

設楽 「バーベキューか、また行きてーなー、みんな誘って」

日村 「面白かったもんね」

設楽 「あれ、お前いたっけこの時?」

日村 「いたよ、紙のお皿、炭、持ってきたし、設楽君が川に落っこちて、ジーパンびちょびょになったじゃん、あのジーパンさ、誰がかわしたか覚えてる?」

設楽 「由美子だ」

日村 「僕だよ」

設楽 「ありがとう、まだ写真が入ってた、これ結婚式の時のひろしと由美子の写真じゃん」

日村 「このふたりって、ほんとお似合いだと思わない?」

設楽 「うん、あ、式の時の恩師からのあいさつで滝沢先生からの挨拶、酔っぱらってるところすごくおもしろかったな」

日村 「知ってる知ってる」

設楽 「知ってる?お前式出てたっけ?」

日村 「出てたよ、僕でてたじゃん」

設楽 「そっか二次会にいなかったんだ?」

日村 「二次会もいたよー、だって尾崎のI Love You歌ったじゃん」

設楽 「歌ったけか?卒業歌った人?」

日村 「人って、卒業じゃないよ、尾崎のI Love You、尾崎のI Love Youー、あ、今卒業で思い出したんだけど、昨日掃除してたらテープが出てきたんだ」

設楽 「何色の?」

日村 「なんで色きくの?カセットテープだよ」

設楽 「ああカセットテープか、なんの?」

日村 「卒業式の前の日にさ、ほら、みんなで夕方教室に残ってさ、話したり、歌うたったりしたじゃん」

設楽 「え?」

日村 「歌うたったじゃん、ほら松任谷由実の卒業写真」

設楽 「あ、懐かしいな、夕焼けでな、教室がオレンジ色になっててさ、で、誰かギター持ってたんだよ」

日村 「歌おっか?」(二人合唱)

設楽 「懐かしいなー」

日村 「ほんと、いい思い出だよねー」

設楽 「あれ、あんときお前いたっけ?」

日村 「いたじゃん、だって僕がテープを持っているってことは、僕はそこにいたって証拠じゃんか、おもいだせよ、怒るぞー」

設楽 「つーかさ、お前俺たちのグループだっけ?」

日村 「ざけんなよ、いたよ、確かに僕はファミコングループの中にいて、毎日波動拳、波動拳、波動拳、、、旋風きゃくとかいってたけど、、、でもそれは少しだけ、その後図書館で一人で行く時期があって、でもそれも少しだけ、その後設楽君にガムあげたりお菓子あげたり、cdあげたりお金使って、それで仲良くなったじゃん」

設楽 「憶えてない」

日村 「僕の思い出の中には常に設楽君がいるのに―」

設楽 「やめてよ」

日村 「えー」

 

お前の姉ちゃん見たよ(「RADIO DANCE」 ORDINALRELATION, 2000)

設楽 「あのさ、俺昨日の夕方駅前にいたんだけどさー、お前の姉ちゃん見たよ」

日村 「設楽君て、僕の姉ちゃん見たことあったけ?」

設楽 「一度もないね」

日村 「みたこともないのに、なんでわかるの?」

設楽 「お前に似てたから」

日村 「でも、設楽君が見たのは、僕の姉ちゃんじゃないかもしれないでしょ?」

設楽 「わかんねーよ、姉ちゃんかもしれないだろ、わかんねーのにゆうなよ」

日村 「わかんないのに言ってんの、設楽君の方じゃねーかよ、そうじゃなくてのねーちゃんかどうか、まだわからないということ、これわかる?」

設楽 「むきになんなよー」

日村 「むきになってなんかないよー、ごめんね違うんだ、いまのはむきになってたけど、その前に言ったのは、これほんとなんだ信じてくれよ、ちょっとむきになってたね」

設楽 「なにいってんだよー」

日村 「へへへ、ていうか、へへへ、どっちでもいいんだ設楽君が見たかどうかは、だけどだけど、設楽君がね、見た人、みたね、この人はね、のね、の、ねーちゃんかってことはサーこれわかんねーじゃんかさ、」

設楽 「だったらさ、聞けよ」

日村 「僕が言いたいのはね、僕の姉ちゃんかわからないのに、見たっていう設楽君がわかんないよー」

設楽 「みたんだから、お前に言うよ」

日村 「そうじゃなくて、僕の姉ちゃんって、まだ確実にわかってないのにそうやってぺらぺらぺらぺら話す設楽君になんかだんだん腹が立ってきて、」

設楽 「怒ってんの?」

日村 「怒ってるかは自分でもよくわからないけども、たぶん怒ってる感じはする、ていうか、てめえほるしかぼしうるしち」

設楽 「ごめん全然わかんないや」

日村 「設楽君は僕の事なめてるでしょ?」

設楽 「なめてないよ」

日村 「うそだよ、そんな事さ、そんなあいまいなことさ、事実って言わないんだよ、ひゃくぱー見たとか言いきらないよ、ジャーね、僕が内閣総理大臣だったら?そんなこと言わないだろ?」

設楽 「いうよ」

日村 「じゃ、一回やってみようぜ、じゃ、俺内閣総理大臣で」

設楽 「駅前で、お前の姉ちゃん見たよ」

日村 「うそだよ、ぼくのこと、内閣総理大臣じゃないと思ってるでしょ?」

設楽 「思ってるよ、日村が内閣総理大臣だと」

日村 「日村が内閣総理大臣って言ってるけど、本当は日村って呼び捨てにしちゃダメなんだよ、一回でいいから、ちゃんと言って」

設楽 「日村さんだ、日村さんが内閣総理大臣だ、この国で一番偉いのは、内閣総理大臣の日村さんだ」

日村 「ブー、違います、この国は民主主義国家だからだれが一番偉いとかないんですー、内閣総理大臣は行政での最高権限を持つ人なんですー」

設楽 「やな内閣総理大臣だな」

(日村のぽっけから着信ーふんふーふんふーふんふーふーふーふっっ、てーてーてーてーて、ちゃーら、ちゃーら、テロロロロロ)

日村 「(日村携帯出る)はいもしもし、姉ちゃん、車のカギもってるかもしれない、いく待って」

設楽 「きけよきけよ」

日村 「あのさ、姉ちゃん、昨日の夕方どこにいた?ー駅前にいた?今ね、設楽君って人と一緒にいるんだ、えおねえちゃん設楽君知ってんの?なんで、バーベキューの写真、僕が見せた、あーバーベキューの、バーベキューって言った、ってことはやっぱ僕がバーベキューにいたって証拠だよね」

設楽 「そんなことどうでもいいから」

日村 「アー設楽君と目が合った、あ、伝えとく(日村携帯きる)、設楽君あれだね、おねえちゃんのこと百パーみてんね」

設楽 「どうすんだよ?俺姉ちゃん見てだじゃん?どうすんだよ、内閣総理大臣?」

日村 「エー今回の件に関しては、、、(総理大臣風)」

設楽 「そういうのはいいからさ」

日村 「私内閣総理大臣を、、、(総理大臣風)」

(設楽が日村にデコピン、日村腰を打つ)

日村 「あーこれ、腰の骨折れちゃった、いててテテ、、、」

 

総合

バーベキューの写真は、「お前いたっけ?」で出てきた、しかし、「お前いたっけ?」でも日村は写真を持っていたが、設楽にいたっけ?と言われてしまう。そのため、今回、姉ちゃんが写真を見たからと言って日村がバーベキューにいたという証拠にはならないと思われる。

 

亀の恩返し(爆笑オンエアバトル)

設楽の家に日村(亀に扮する)訪れ、部屋を見回すところから始まる

設楽 「(時間を開けて)誰?」

日村 「亀です、以前ひっくり返しになっていたところを、おさむさんに助けてもらいました、今日は恩返しに来たんです、(語尾長い、うるさい)」

設楽 「今4時だから、恩返しに来たのかもしれないけど、迷惑」

日村 「ここやっつけて卵産む」

設楽 「卵産むってメス?」

日村 「メスって言わないで、「女」って言って、泣く(徐々に笑う)、友達から「きみこってそういうところ(すぐカーッとなるところ)がダメ」と言われる、友達からは「でてけ」とよばれるが、、、」

設楽が日村を触る

日村 「お触り禁止です、恥ずかしがりやですから」

設楽 「恥ずかしがりって裸じゃ?」

日村 「いやー(ショック)、、、それじゃあ恩返し、準備があります(タップ板とシューズの準備)、、、(タップ開始)「われは海の子知らないのー、亀のくみこはトゥーテテーテテーン」」

両方沈黙、、、

設楽 「終わり?」

 

感想

「ここやっつけて卵産む」の「やっつける」はどのような意味合いがあるのか?まだ他の場所でも恩返ししなければならないのか?それとも、相手をひどい目に合わせるという意味なのか?

敢えて日村を女の設定にしたことでいきている部分は、「お触り禁止です」「裸って言わないでー」の部分だと思われる。カメ(動物)を人間のように扱っているという点では面白みがある。

最後のダンス(タップ)の後に白けるというのは、広田玲央名(いいとも、1988.6.18)の「玉の輿音頭」の後のタモリ、広田共に白けるシーンに似ている。

 

Confounded (bananaman live- 疾風の乱痴気)

工事現場の設定、設楽音楽にのりのり(日村(休憩中)登場「おつかれー」、近寄る)ー(設楽振り向く)

日村 「何してんの?」

設楽 「大学のレポートっす(声でかい)」

日村 「でかい、声でかい、ウォークマン聴いてんの?最近の若い子はウォークマンなんて言わねーか、ごめんなさいね古い人間で、勉強してんだ、大変だね」

設楽 「改変?」

日村 「なんでだよって、テレビ局か?春香秋か、特番シーズンか、特番ってどうやってつくんだろーね、知らねーよそんなこと、改変じゃねーよ、大変」

設楽 「へんたい?」

 日村 「なんでだよ?誰が変態なの?おれか、俺が変態か?若干変態か?変態じゃねーよ、変態かどうかは自分が判断するんじゃないけどね誰が判断するんだよ?今となってはね、ちょっとは言われてみたいよ、女の子にね、マジはいやよ、おじさん昔はサー、ないわ、あぅあるわ、(設楽聴いてない)、聞いてねーよ、これカミングアウトじゃん、っていうか一人だとカミングアウトともいわないか、っていうか音楽聞きながら勉強できるの?」

設楽 「できるよ、頭いいので(局と曲の合間)、」

日村 「自信満々だね」

設楽 「ジーパンパン?」

日村 「何だジーパンパンって?ジーパンパンがパンパンな状態か?勃起じゃん、何見て勃起してんの?レポートか?って変態じゃん、そうじゃなくて自信満々」

設楽 「審判団?」

日村 「何審判団?審判の集団か、一人でやれよ、ミスタッチ防止か?なんの防止か?わかった、勃起ジャッジだ?なんだ勃起ジャッジって?ピッピ―七番勃起、勃起ポイント、、、勃起オーバー、わけわかんねーよ、違う自信満々」

設楽 「ジーパンマン」

日村 「ジーパンマンって何だ?宇宙の戦士ジーパンマンか?したがジーパンで上がジージャンで宇宙行っちゃうんだ?死んじゃうわそんな軽装で行ったら、肌やられちゃうんだ、あ、今やられてんだおじさん、今リアルに蕁麻疹か?」

設楽 「シンパシー」

日村 「人の心が読めるっていうテレパシーか?テレパシーって言っちゃった、違う次は新橋―ジーパンマンが通過します、白線下がって、もーなにこれ?かゆいなこれ、病院行こうかな?」

設楽 「ボーイ?」

日村 「ーイ?蕁麻疹出きちゃった、ボーイいこ!いわねーよ、ツッチャンツチチャン、ちゃっチャ、テテテテテテ、ニューヨーク、ニューヨーク(BOOWY風)、行きてーな、行けねーよ、おじさんニューヨークいけないから、借金だらけ 」

設楽 「ざぎん?」

日村 「そうそうざぎん、ざぎんにはまっちゃって、もう借金だらけ、教えてあげよっか?12万円、ちょっとは返せって、返せないのよ、150円しかないからね、もっともらってますー今どき150円じゃジュースも買えないってな、買えますー、買えないのはガソリンガソリン高いからね、でも大丈夫、おじさん車もってないからね、もってんの、おじさんの車見せてあげよっか?-火の車、うっまい」

設楽 「何がうまいんですか?」

日村 「聞こえてんの?説明すんのめんどくせーな、はまっちゃってさ銀座のママに」

設楽 「キング玉?」

日村 「オーでかい、キング玉、こいつの正体はいったい何なんだろうね?興味ねーよ、敵か、味方か?誰が倒そうか?ジーパンマンです、おじさん疲れちゃった、休憩中だよ?、トイレ行こっと」

設楽 「小池?」

日村 「オー小池捕まえちゃったよ、ぶっかけちゃおうかしらって変態か?変態か俺は?」

設楽 「あのーすいません、レポートやってるんで、話しかけないでくれます?」

日村 「喋ったっていいだろ、おじさん今日、誕生日」

 

まとめ

「自信満々」ー「ジーパンパン」、「自信満々」ー「審判団」、「自信満々」ー「ジーパンマン」、「蕁麻疹」ー「シンパシー」、「病院」ー「ボーイ」、「借金」ー「ざぎん」、「銀座のママ」ー「キング玉」、「トイレ」ー「小池」

 

新宿パワーセミナー(人間番号、1999)

設楽箱を持って登場

設楽 「雨降りはいやですね、お待たせいたしました、それでは、今から新宿パワーセミナーの方、始めてみたいと思います、今日はですね今日の講師をやらせていただきます平井武と申しますよろしくお願いします、まあさっそく始めたいと思います、今日わたしもそれなりの講習をしますから、皆さんもそれなりにお願いします。資料の一ページ開けてくれますか?この新宿パワーセミナーでは仕事中毒気味の生活からそれを楽しむための新鮮なエネルギー、えー私も暇な人間ではないつもりです、聞く気のない人間は出て行っても構いませんよ、皆さんも小中学生ではないのだから、無駄口をたたかない、お願いしますね、次資料の2頁、目覚まし時計が書いてありますね、これが何分で止まるのか、これを検証したいと思います、じゃ聞いてみようか、何分放っておくと止まると思いますか?いっていって、早く早く、もういいや、時間の無駄だ、じゃあつぎあなたあなた、いいや、つぎあなた、停まらない?、放っといても止まらない?止まりますよ、止まらないと今日セミナーをやる意味がない、じゃ資料の方4頁開けてください、そこには各主要都市ランダムに選んだ1000人に目覚まし時計、何分放っておいたら止まるのか?とアンケートを取ったところ、5分と答えた方が、20%、10分と答えた方が25%ね、20分と答えた方が15%、知らない10%、興味がない10%、そんなのわかんないよーていうのは0%ね、一口に目覚まし時計と言いましても、その数、種類たるや、1万とも2万とも言われております、今日はそんな中でもスタンダードだといわれる目覚まし時計をいくつか用意してみました、えーまずこちらね(目覚まし押すーぴぴっ、)続いてはこちら(目覚まし押すー朝です朝です朝ですよーやっと起きたね、ポッポ)目覚まし時計をセットしてその時間よりも早く起きてしまい、家を出てしまう、当然目覚まし時計はセットされた時間に鳴ってしまいます、主人のいない寝床に向かい鳴り続けるわけでございます、なんと悲しいことでしょう?ここに一つの例があります、aさんは夏の海外旅行、5泊7日のハワイ旅行です、朝の5時に目覚ましをセットして、眠りにつき、翌朝朝の4時に目を覚めてしまいました、翌朝ワクワクしてね、そのまま、止めずに、出発してしまいました、アー目覚まし時計を留めていなかったと気付いた時には空の上、もうどうすることもできません、aさんはそのことを思うと、心の底から旅行を楽しむことができなかったといっていました。(目覚ましなる)失礼しました、今のがスヌーズ機能と言いまして、、、早速ですが、目覚まし時計、何分で止まるのか検証していきたいと思います。まずはベルタイプ、もっともスタンダードだといわれているのを使用したいと思います。(目覚まし押すーチャリリーン)」

日村 「(登場、ベルを押す)うるせんだよ」

設楽 「(鳴らすーチャリリーン)」

日村 「(来る、設楽をたたく)何をやってんだよ?下らねーことやってんじゃねーよ」

設楽 「(鳴らすーチャリリーン、日村が来ると止める)」

日村 「何してんだよ?」 

設楽 「だから、目覚まし時計が何分で止まるかという講習会」

日村 「講習会って誰もいねーじゃねーかよ?人んちの前で何やってんだよ?」

設楽 「間違ったらいけないんで練習、、、(設楽周りを見回し、目覚ましを4つセットし、一度に鳴らして、逃げるー日村に設楽捕まる)」

日村 「何やってんだよ(はこにめざましを入れ、設楽に持たせ)、お前警察呼ぶぞほんとに、帰れよ」

設楽 「帰ります、(箱と机を持ち、退場、最後日村に机を踏みつけ、挑発)」  

 

 

すぐ立つ(bananamanlive- diamond snap) 

日村、設楽を待ち合わせ(カフェ?)

(日村小物バッグから、コロコロを取り出し、顔に当てる)

日村 「遅い」

設楽 「お」

日村 「お前―なんじだと思ってんだ、お会計するぞ」

設楽 「カツ丼食ってたの?」

日村 「スイーツよスイーツ(日村立つ)、誰かこいつお会計して—」

設楽 「スイーツで思い出したんだけど、フルーツポンチ逆さにすると?」

日村 「ポンチ、ポンチ、チンポ、なにお前―(日村立つ)」

設楽 「こぼれんの、」

日村 「うるさいお前(日村立つ)、チョットこいつだれかお会計して—、話あるんじゃないの?鬚伸びちゃう」

設楽 「今日日村に来てもらったのは、あけみにプロポーズしようと思って」

日村 「うそー(日村立つ)、え、身かためんの?身かためんの?遂にお会計するんだー、すごーい遂に身かためんだ、でもあけみだったら許す、あいつイイ女だと思う、じゃ何、私と結婚前にしたいって」

設楽 「ない」

日村 「ぶすなかえし、じゃ何?」

設楽 「指輪の渡し方とか教えてほしいんだけど、どんなのがいいの?」

日村 「サプライズよ、内緒で指輪買っといて、いきなり渡してプロポーズ、僕とお会計してくださいって、ねえあんたさーあけみの指のサイズ知ってるわけ?」

設楽 「わかんない」

日村 「ぶすーほんとぶす―、(立つ)指のサイズ知らないとか、誰かこいつお会計して—、婚約指輪は、人生でも相当のお会計よー」

設楽 「何号ぐらいがいいの?」

日村 「あけみ結構細いからねー9合化、10号って感じ」

設楽 「ヒム子はちなみに何号?」

日村 「(立つ)聞くそれー、お前聞く、私の指が太いとか、誰かこいつお会計して—」

設楽 「40号くらい?」(日村立つ)

日村 「サイズは置いといて、わたしかたよね、レストランとか、いきなり予約しておいて、ばれちゃったらあれだもんね、一番好きなパターンは、夜、自分の家で、彼がいきなり横にふっと来るわけ、なになになに、で、私の泡だらけの手をつかんでいきなりそこにポンと指輪のケースおく、エー何々でしょ、そうすると、(彼)ーこういうことって、やっぱレストランとか予約した方がいいと思ったんだけど、(日村)ーえーなになに、全然うれしい、と彼がサー僕とお会計してくださいって、スルーえーなに、チュチュチュチュ(設楽ねてる)寝てるー、カフカふかー、誰かお会計してください―」

設楽 「長い―」

日村 「あんたさー子供生まれたらサー名前私に付けさしてくれない?男だったらキャベツ太郎は?」

設楽 「お菓子のだろー、だめー」

日村 「はーあ、いいなーわたし、おねーじゃない」

設楽 「ヒム子、悩むことあるの?」

日村 「(立つ)チョットそれどういう意味?私だって悩み悲しみ生きてるの、私夢があって、世界中のジュエリーデザインをするの、なったら作ってあげる」

設楽 「じゃ、その時の前払いってことで、これ、指輪、お前に」

日村 「え、ちょっと(立つ)、まさか私のこと、、、」

設楽 「そういうんじゃない、結婚したら、田舎帰って、実家継ぐの、ヒム子にはいろいろお世話になったし、なんか上げようと思って、」

日村 「(泣く)名にお前―そんなのお会計だよ」

設楽 「後お前、すぐ立つな」

日村 「(立つ)なにー、あーうれしい、いやだ、凄いお会計、(日村指輪はめるが)全然はいんねーじゃねーかれ、誰かあいつお会計して—」

 

先輩とお前

廊下で設楽(女子高の制服)に日村(ランニングの恰好)がぶつかる

設楽 「おいお前、ぶつかっといてわびの言葉もなしか?」

日村 「すいませんでした」

設楽 「二年か?」

日村 「はい、今日は雨だから、ここ(廊下)で部活をしています」

設楽 「ここはみんなの廊下だ」

日村 「すいませんでした(お守りの落とし物をする)」

(舞台暗くなり、つく、日村走る練習(フォームがうまくいかず))

設楽 「おいお前、今日は晴れたからグラウンドで部活か、これ(交通安全のお守り)、この前落としたぞ、お前が走るとそんなに危険か?」

日村 「これは何かにすがりたいという、、、ただ持ってるだけというか、、、ありがとうございました、誰だこの人?」

設楽 「ゆきえだ」

日村 「ゆきえ先輩、ありがとうございます」

設楽 「おいお前、太っているけど、速いのか?100m何秒だ?」

日村 「16秒8です、僕、足が遅くって3年間で3秒縮めるのが僕の目標なんです」

設楽 「3年間で3秒ぽっちか、大会目標とカモっと大きな目標とかないのか?」

日村 「大会なんて、、、集合だ、失礼します」(日村退場)

設楽 「おいお前、部活がんばれ」(舞台暗くーつく)(日村体操?)

   「おいお前(資料を日村に渡す)、図書館でタイムが早くなる方法を調べた、使ってくれ」

日村 「すいませんぼくのために」

設楽 「それはあくまでもついでだ、おいお前、映画は好きか?日曜、日曜、、、」

(舞台暗く―つく) 「それはお父さんとお母さんの問題でしょ?だから大人っていやよ、あい、いたい、イギリスなんていかないからね、」(日村横切る(練習))

日村 「あ、ゆきえ先輩、タイムが何と0,2秒上がったんですよ、このまえいただいた資料を参考に、腕の振り方をやってみたんですね、すると、、、(ゆきえ落ち込んでる)ゴーゴ、ゴゴ、行け、先ぱーい、実はこれ、内信勝に代々伝わっている応援なんです」

設楽 「おいおまえ、2週間後、タイムを三秒縮めてみろ、2週間後、夜中の12時にここにこい、豚、なんでこんなこと言っちゃうんだろう、自分でもわかんないよー」

(舞台暗い、日村練習) 「おいお前、ベストタイム15秒00が出たんだぞ、お前のタイム、1秒8も縮まってるじゃないか?あと1秒ちょっとだぞ、もう一本行くぞ」

日村 「なんでこんな真夜中に今日中に、、、ばかげている、、、(雨降る) 先輩、向こうに(雷鳴る)」

設楽 「おいお前、今、好きなやつはいるのか?」

日村 「先輩いるんですか?」

設楽 「おお、おお、、おいお前、キスしたことあるのか?」

日村 「ぼくが、、、」

設楽 「したいか?」(警備員来る)

日村 「こっち」

設楽 「したいか?」(舞台暗くーつく)

   「お母さん、見送りにも来ないんだね、来るわけないか、行ってないんだもんね」

日村 「せんぱーい、せんぱーい、僕がもっともっと、足が速ければ、ちくしょう!」

設楽 「おいお前、部活さぼったのか?」

日村 「先輩から聞いて、先輩を追いかけてきたんです、たぶん今までで一番早く来れたかと、タイムは量ってないけど、、、なんであんなに速く走れたんだろう?」

設楽 「おい、おまえ、オリンピックに出ろ、そうでもしないと、お前の走っている姿、見れないから、、、」

日村 「先輩、これ、交通安全のお守り、僕が持っているよりも先輩が持っていた方が意味あるし、、、」

設楽 「じゃあな」

日村 「さよなら」

設楽 「おいお前、すっ(好きといおうとしているが、、、)少しはやせろ、酢豚は好きか?」

日村 「ゴー、ゴーゴ、ゴゴ、行け、行け」

 

 

DANCE&STOP

設楽語り 「俺の生まれた町には、二年に一度、ダンスアンドストップ選手権というものがある。ダンスアンドストップというのは、陽気な音楽に合わせて踊っている人を留めるという、いたってシンプルな競技である。俺の親父は、このダンスアンドストップ選手権のチャンピオンだ、親父は自分をその後継者にすべく、徹底的にそのイロハを叩き込んだ、もちろん俺は何もしたがわずにそれに従った、しかし、そんな俺を全く変えてしまうような事件が起きたのだったーアメリカから来た、ロックンロールという音楽を聴いた俺は、その日以来、ダンスアンドストップのことなど忘れ、エレキギターに取りつかれた、ロックンローラーになりたい、親父は大激怒した、俺は自分の夢を追いかけ、自分の家を飛び出したーそれから10年の月日が流れた、ステージからステージの毎日、いまや国を代表するロックスターとなった俺は、10年ぶりに家に戻った、その時俺は、初めてオヤジの死を知った、不器用なオヤジが残したものーそれはダンスアンドストップのストッパーグローブだけだった、親父は、死ぬ間際まで、息子がダンスアンドストップで活躍する姿をみたいといったというーそのとき、窓の外から、大歓声が聞こえてきた、なんと今日は二年に一度行われる、ダンスアンドストップの当日だった、こんな親不孝な俺だけど、最初で最後の親孝行、みててくれ、親父」

(舞台上で設楽と日村握手ー日村手を挙げる(スタート)、日村踊る、設楽捕まえようとするが、なかなか捕まらずー最終的に手を捕らえ、足を足で止める)

 

 ピープル (人間番号、1999)

日村待っている

日村 「おいこっち、走れよ」

設楽 「なんだよこんな朝からよ、電話してきたとき朝の5時だよー」

日村 「ありがとな、(設楽がジュース買いに行こうとすると)ちょっと待てよ、並んでんの、」

設楽 「なにならんでんの?」

日村 「わかんねー、これ高橋から頼まれたんだよ、でも俺はたまごっちみたいのものかなーって思ってるんだよね、誰もいねーの凄くね―1番と2番だぜ、すげーぜ、見てみここにせん引っ張ってあんだぜ、ここが最前列ってことなんだ」

設楽 「こういうのがあんだ?」

日村 「うんん、俺がつくったの、暇だったから俺がつくったの(設楽ジュース買いに行く)待てよ、どっかいってる間に誰かきちゃったらどうすんの?」

設楽 「喉乾いたから、、、じゃおまえの分も買ってきてやるよ」

日村 「いらないんだ、何か俺水のまされたからいらないんだ、、、頼むから行かないでー」

設楽 「すぐいくから」

日村 「じゃ速攻却って来いよ、まてよ、お前俺が何のみてーとか全然知らねーじゃん、ロイヤルミルクティー、なかったらコーラ、ちょっと待って、1万円説しかねーよ、俺の前で出して、何かその方がはえージャン(設楽行く)戻って来いよ、駄目バック(日村引っ張る)、おい人がいるんだ、ぜって―ここ来るよ(通り過ぎる)違ったな、(設楽行く)速攻なー、おそいよ」

設楽 「電池の販売機だった」

日村 「もー」

設楽 「あそこの販売機」

日村 「何だよモ―お前動くなよ、見ろよ時計、もう始発が動く時間だぞ」

設楽 「目覚まし時計止めてくんの忘れた、アー7時半になっちゃうなこれ」

日村 「そういうことってあるよな、この前うちの近くで変な奴がずっと目覚まし時計鳴らしてやんの、おい、でももうお前駄目だぞ、目覚まし時計あきらめろよ、よし、ちゃんと並ぼうぜ、お前もっとこっち来いよ」

設楽 「斜めってまでくっついてくんなよ気持ちわりー、ほんとだれもこねーな」

日村 「誰も来ねーの凄くね、一番と二番だぜ、すげーぜこれよー」

設楽 「なんでお前高橋が頼んできたのに必死に?」

日村 「あ、今俺高橋で思い出したんだけどさー、俺お前みたいなやつがうわさを流すんだなーと思ったんだ」

設楽 「貸したちんげのこと?だから、貸したcdにちんげが挟まって帰ってきたこと?」

日村 「そういうこと言ってんの、言葉省きすぎで分かんねーよー」

設楽 「いやでも俺はお前みたいなやつに貸したcdにちんげが挟まってくる奴だと思ってるよ」 

日村 「別にわざとじゃねーよ」

設楽 「イーや俺の貸した本の中にもちんげ挟まってたもん、お前あれだろ、犬がマーキングするみたいにちんげはさんでマーキングしてんだろ?」

日村 「そんな意味のねーことするわけねーだろ、ごめんな、おれがさ、犬を連れた、鼻のでかい、禿げてるどうでもいい話お前にしたことあんだろ、覚えてる?」

設楽 「アー憶えてるよ」

日村 「そしたらだよ、何日後にさー、高橋が俺に聞いてきたんだー、お前んとこの母ちゃんって天狗なの?、ってお前が言ったんだろ?整形で、鼻にシリコン入れて、猿のけつの皮を皮膚に移植して、ここ(頭)剃って、ここ(頭)がこんな風になってて、六角形のこういうの付けて犬を食っちゃって、お前が言ったんだろ?俺のかあさん完全に天狗になってんじゃん、犬を食ってるしよー」

設楽 「俺はな、お前のかあさんが天狗だなんてスゲーと思ってるんだ」

日村 「違うじゃん、これうわさじゃん?そういう噂を立てないで—」

設楽 「わかったわかった、もう噂は一切立てません」

日村 「それはいやじゃんか、いいんだ、いいんだ、おもしれ―噂だったらいいじゃん、俺もなんか仲間内で人気でんじゃん?いいんだ、ただな、俺はお前みたいなやつがうわさ流すんだなって思ったの」

設楽 「あーそーなの、俺はお前みたいなやつが貸したcdにちんげ挟まって帰ってくる奴だと思ったよ」

日村 「しつこいんだよー、言わせてもらうけどよ、そのcdに挟まったちんげは本当に俺のちんげだったか?」

設楽 「そういう風に聞かれると、俺もお前のちんげ鑑定人じゃねえから、、、」

日村 「あ、今ちんげで思い出したんだけどさーお前学生の頃って弁当だった?」

設楽 「ちんげで思い出すか?」

日村 「おれさ、弁当の中に、何か知んねーけど、ちんげが挟まってたんだよねー」

設楽 「きたね、弁当の中に?」

日村 「いやまあちんげかどうかはわかんないよ」

設楽 「そうだよなお母さんがつくってんだもんな」

日村 「おい、やめろよ、あ、じゃこれは?いつもと違うカバンつかおーと思ってカバンぱっと開けるんだ、そしたらさー中にガムが入ってんだよ、これって食べれんのか―と思ってパクって食べてみたら、意外とおいしかったってことある?」

設楽 「ない、でも久しぶりにはいたズボンにお金が入っててオーラッキーって思ったことはある」

日村 「なーそういうことってあるよな、このズボン久しぶりにはいたんだー(日村ぽっけに手を入れ)さきいか」

設楽 「なんでお前裂きイカがしかも裸じゃん?きたねーお前」

日村 「いやこれさ、食べれると思うか?だっておなかすいちゃったんだもん」

設楽 「なんかかって来いよ?」

日村 「かってきてる間に誰かきちゃったらどうすんだよ?」

設楽 「つーかさ、誰も本当に来ねーな?」

日村 「誰も来ねーの凄くね、一番と二番だぜ、すげーぜこれよー」

設楽 「つかさ、並んでるものはなんなんだろーな?(日村裂きイカを無意識に食う)あーお前、何くってんだよ」

日村 「意外とうまいぜ、やるよ」

設楽 「いらねーよ、何兄貴ぶってんだよ?でもあれだよな、お前もいいやつだよなだって高橋がさ、頼んできたわけだろ?それを朝からこうやって並んでるわけじゃん?」

日村 「そんなこと言ったらお前もかなり人がいいぜーだってこんな朝早く電話してきてくんねーか?って言ったらすぐ来たお前もかなり人がいいよー」

設楽 「いやいやお前の方がいいやつだよ」

日村 「いやお前の方がいいやつだよ」

設楽、日村 「なにがなにがなにがなにが?」

設楽 「お前の方がいいやつだよ」

日村 「でもな、高橋さ、頼むときに1万くれたんだよ、そんなにまでしてほしいってものはサーもしかして、でも、一人一戸だけとかあったらまジージャン、だから俺お前を誘ったんだよ」

設楽 「お前全然いいやつじゃねーじゃん、お前高橋から1万もらってんの?で俺は自分のぶんかうの?」

日村 「ちがうちがうちがう、おまえは高橋の分、俺は自分の分」

設楽 「ちょっと待って、俺損じゃん、お前は1万もらって、自分の分かうんだろ?俺はただで付き合ってて、手元に何にも残んねーじゃん?割に合わねーよ?だったら、高橋の一万のバイト代、、、」

日村 「じゃあ1万円の半分な、5000円な、(日村設楽に5000円渡す)、これで平等だよな?」

設楽 「うん平等だ、ほんとだれもこねーな」

日村 「誰も来ねーの凄くね、一番と二番だぜ、これほんとやばいぜー」

設楽 「アーあれ、俺はお前のぶんかうんだよな?」

日村 「そーだよ」

設楽 「お前のぶんが二番でいいの?」

日村 「おい、そーだぞ(設楽を一番目に譲る)、今さ、考えたんだけど、自分の分ていうのは自分で買ったほうがいいと思わない?お前やっぱ高橋の分かってくれよ?俺自分の分かうから、じゃあ(日村はゆずってほしい仕草)」

設楽 「いやだ」

日村 「なんでだよ」

設楽 「じゃお金ちょうだい?」

日村 「なんか汚くない?」

設楽 「なんでだよ、俺は自分の分買わないんだぜ、お前は自分の分かうんだろ?そのうえ5000円ももらってんだよ、で尚且つ1番も譲れって言ってんだよちょーわがままだよ」

日村 「そうだよな、ごめん、わかった、じゃいくらで代わってくれる?」

設楽 「5000円でいいよ」

日村 「ちょっと待てそしたら俺ゼロじゃないかよ?」

設楽 「ゼロじゃないよ、お前は一番でものがかえるんよ、高橋はマイナス一万で二番なんだよ、俺はそのものが手元にはいらないんだぜ」

日村 「そうだよな(日村、設楽に5000円をあげるー日村1番目に)(日村ブリブリの音)」

設楽 「どうしたの?」

日村 「いたい、腹が痛い、でそうー(けつを押さえて動き回る)」

設楽 「何してんの?」

日村 「ここでする」

設楽 「だめだよ、トイレ行ってこい」

日村 「(しゃがむ)治った」

設楽 「うんコ漏らしてんじゃん、うんこまんじゃん」

日村 「アーそういう噂は立てないで—」

設楽 「噂じゃねーじゃん」

 

総合

日村が「この前、目覚まし時計を鳴らしてる人が、、、」というのは、「新宿パワーセミナー」の平井のことだと思われる。日村のおかあさんいじりで日村が、「やめろよ」というのは、「朝礼」とも類似

朝早く並んでる二人組が買ったと「メリン」で出てきてるが、この作品の二人なのか?という含みを持たせている。

 

 

道案内(いろもん)

日村が道に迷う、設楽が現地の人で、日村に道を教える設定。

日村 「あの、慶応病院わかります?

設楽 「慶応病院だったら、信号までずっと歩ってってもらって、あの信号を右に折れる(歩って、折れるはのちに出てくる)、ガードくぐると販売機がある、販売機右、幼稚園がある、幼稚園右で郵便局が、、、(あったかな?、あれここどこだ?)」

日村 「一回戻ってきて、幼稚園ある」

設楽 「いててて」

日村 「幼稚園の中はいんなくていい、ガードくぐって」

設楽 「あ、あ」

日村 「ひびかせなくていい、信号左見て、僕いるでしょ?」

設楽 「いた(感動)、怖かった、口では説明しづらい、書くものある?」

日村 「無いから、体に描いて」

設楽は日村の身体に描く(もう一度道案内、先程の折るのところは日村の手を曲げる、書けなくなったので日村裸(乳首辺りは感じる)、)が、また、設楽迷う。

 

特徴

日村の「戻ってきて」というのは、設楽が、説明で、身体的に入り込んでいるのをとらえているのか?

イメージ(説明)と身体性(幼稚園の中、声を響かせ)

説明している方が、戻ってきて(これて)感動している

 

Purely Reckless

日村の家に設楽がチョット入っているところから始まる。

設楽 「コモドドラゴン、鳥になったペンギンたち(動物の本)、、、エロミックス、エロ本とか読むんだ」

日村 「動物じゃん」

設楽 「最近このあたりで女子高生の誘拐があったらしいね、お前じゃね?」

日村 「いや、俺じゃない」

設楽 「これなーに(舞台右横の箱)?」

日村 「何でもいいじゃん」

設楽 「お前動物会学校で(一人)やってんじゃん、そんなお前に聞きたいことがあって、ペットを飼おうと思ってんだ」

日村 「で、何飼おうとしてんの?」

設楽 「象」

日村 「象?」

設楽 「まじかよ、鼻が長い、、、」

日村 「知ってるよ、犬とか猫じゃダメなの?」

設楽 「俺象憧れなんだよ、悪い組織に捕まえられて、象が助けてきたら嬉しくね(助けスコーンって言ってる時に)?」

日村 「象っていうのは、生物の中で最大のもので、、、」(設楽右端の箱に近づく)「おい、おい、おい、おい(近寄るなよ)」

設楽 「これ何?」

日村 「いいよ、ところで象ってどのくらい一日で食べるか知ってる?百キロ」

設楽 「百キロ、それって、豚バラで言うと、、、」

日村 「象って、草食動物なんだよ、なに豚バラに換算してんだよ、象って買うのはすごい、、、」(設楽箱に近づく)

日村 「今関係ないじゃん、象がどのくらい一日にうんちするか知ってる?(設楽地箱に近づく)(そのたびに、)うんち、うんち、うんち、70キロだよ、しかも一度にではなく、(ダンスダンス、ブリ、ダンスドンスブリ、、、)」(設楽うんち拾う) 日村「拾わないで、これできみの一日の作業終わり、で、象の肛門の中すぽんってはいっちゃう、象が暴れたらどうすんの?」 

設楽 「耳を切る」

日村 「あばれたらパオーンパオーン、、、」(設楽近づく) 日村 「なんで近づくんだよ」

設楽 「わかった、この箱の中身、象だろ?この部屋に来た時からそんなにおいがしてたんだよ、象見せろよ」(設楽箱開ける「あー女子高生の死体だ」)

日村 「それは違う、超高級ダッチワイフだよ、僕は動物は大好きなの、命を飼うのは大変だけど、人間のエゴだ、これをもう一度考え直した方がいいというか、、、わかるよね?」

設楽 「まあ、動物おたくのお前が行きついたのが、この命のない超高級ダッチワイフってこと?、ていうか、お前只の変態じゃねーか?」

日村 「はいそうです、私只の変態ですパオーン」

 

解釈

最初、エロ本が日村宅から出てきたところで、日村はエロ本(人間)も動物のひとつだと言っている。つまり、動物を広い意味(人間を含めて)で捉えている。それと、日村「動物を飼うのは人間のエゴだ」、から、最後の設楽のツッコミ「動物おたくのお前が行きついたのが、この命のない超高級ダッチワイフ(人間)ってこと?」という部分は、ぶれていない。つまり、日村の動物オタクという設定は、人間まで含めて、探求しよう(おたくである)というものだ。

人間(エロ本、ダッチワイフを含め)=動物ということを考えようという設定は、「亀の恩返し」(日村(亀)=人間)とも似ている。

 

日村 「なあ守、オオクワイター?」

設楽 「いねー、ひむっちゃんは?」

日村 「だめだよ、ぶたっけつしかいねー」

設楽 「今日お前んち泊まれるか?みやげもってくわ、プレイボーイを」

ばいばいーばいばい

(設楽音声 「あの頃の僕たちは、夏の太陽より輝いていた」)

設楽 「まだ起きてる?お前んちの布団、変なにおいするなー」

日村 「女の人って、大人になったらプレイボーイの人みたいになっちゃうのかな?いーなー」

設楽 「なあひむっちゃん、好きな人いる?、一緒に言おうぜ」

設楽 日村「あやね」

設楽 「ひむっちゃんもあやねが好きなんだ、、、、(プロレス)、、、なあ、明日、海いこっか、彩音も誘おうか」

日村 「あやねって身体悪くていけないんじゃ?」

設楽 「何暗くなってんだ?」

(プロレス)

   「なあ、夜なら彩音もダイジョブか?あやね、ひむっちゃんが誘えよ、」

日村 「ああ、おれ、大人になったら医者になる」(設楽音声 「ぼくも、ひむっちゃんと同じことを考えていた」)

   「(間、、、)あやね誘ったんだけど、だれもいねーんだ」

設楽 「今日、あやねの家の前通ったけどいつも聞こえてくるピアノの曲聞こえなかった、、、さきサザエ取りにいこっか?」

日村 「あやね、死んじゃったって」

設楽 「オーとチャンピオンマットに崩れた、おい、ひむっちゃんホールしろよ」

日村 「ワン、トゥー、スリー、涙、涙のスリーカウントです」

(設楽音声 「あの夏の日、僕たちは計画を変更して、大人になることにした」)

 

評価

大人になることとは何なのか?遊ぶことも大人になることにつながらないといったら、必ずしもそうでもないともいえると思うが?、、、

医者=パピオン病の医者?と考えると、涙頂戴という感じではなくなる

 

 

Mars TV(題名不明)

日村 「これで、健康診断終わりです、おつかれさまです、設楽さんと小林さんは海外に出かけたことありますか?」

設楽 「はい」

日村 「お二人はパピオン病ってご存知ですか?死に至る恐ろしい伝染病です。小林さんには関係ないですね、設楽さん、パピオンです」

設楽 「はい、先生僕本当に僕パピオン病なんですか?寿命はどのくらいですか?」

日村 「(ピースサイン)この幅くらいです」

設楽 「かなり短いってことですね」

日村 「そんな落ち込まないように、死ぬ気で倒しますから」

設楽 「僕も死ぬ気で頑張ります」

日村 「でも、二人の死ぬ気の意味はちょっぴり違うんだけどね、設楽さん、次はここです、集中治療室です、シャワートイレベッド、、、これらはガラスケースで展示します」

設楽 「使えないんですか?だめですか?」

日村 「だめです」

設楽 「だめですか?」

日村 「だめです」

設楽 「だめですか?」

日村 「だめです」

設楽 「だめですか?」

日村 「だめです」

設楽 「じゃいいや」

日村 「なんであきらめんのよー死ぬ気でやんなさいよ」

設楽 「使ってみようかな」

日村 「だめ、そこすわって、これから外部との接触はしないように、サザンも禁止、ジングルベルをクリスマスのみ聞いてください、ただし、クリスマスまで、生きてられるかな?冗談です、最後に、いまからあなたを火星に打ち上げます」

設楽 「いやです」

日村 「だめです」

設楽 「いやです」

日村 「だめです、はい設楽さん体調どうですか?」

設楽 「パピオン病です」

日村 「それでは最後に言い残してください」

設楽 「メロンパン」

日村 「はいいってらっしゃい」

(設楽火星へ打ち上げられる)

 

 

総合

日村の「二人の死ぬ気の意味は違う」→設楽は、ガラスケースの家具を使えなくて、あきらめる、それに対して日村「死ぬ気でやんなさいよー」

パピオン病というのは、症状というより、体調?

 

メリン(人間番号、1999)

日村 「メリンはいかがでしょうか?めりんですよーメリンはいかがですかー、誰かメリンはいりませんか?(日村メリン爪楊枝で食べる、吐く)」

(設楽訪れる)

設楽 「相変わらずメリンは臭いねー、私ねちょっと周りみてきたんですけどね、はっきり言ってやばいですよ、個の南国フルーツフェスティバルの中で、一番売れてませんよ、いくつ売れました?」

日村 「朝ならんでた変な若者2人がかっていっただけです」

設楽 「日村君さーこの辺に(舞台左)メリン落としませんでした?臭いんですけど」

日村 「アー臭いですね、これうんちの臭いですねー、これメリンの臭いですね」

設楽 「うんちじゃないよね?」

日村 「こんなところにうんちをする馬鹿はいませんよ、あっ、あとひとつうれたんですよ、うれたといっても、味覚も嗅覚もない老人ですけど、、、おじいさん顔婆さんかもわからない、トータルで3つです3つですよ、」

設楽 「ドリアンでさえ50は出たって言ってますね」

日村 「えきでたところじゃないんですけどねー」

設楽 「アーあれ売れるらしいよ」

日村 「メリン売りましょーよ、会議の時に皆を押し切って、メリン売りましょうって言ったのはあなた設楽さんですよ、でも、現実問題メリンは売れてないんです」

設楽 「日村よく聞けよ、俺はこの商売20年やってんだ、俺はメリンを売ろうっていうのが会議で通るとは思わなかった、、、」

日村 「だめじゃないですか?倉庫観ましたか、メリン、山づみでしたよ」

設楽 「しい数でしたね」

日村 「メリンどこ知ったんですか?」

設楽 「ある部族が、、、tvで負けた人が食べられていた、、、日村メリン食べろ?」

日村 「いやです、でも売る気はあります、普通に売ってたって、売れませんよ」

設楽 「じゃかくしてトイレで、、、」

日村 「それ処分の方法でしょ?」

設楽 「これどっきりじゃない?」

日村 「どこの世界に売れないドッキリがあるんですか?設楽さん、もっと頭切り替えてくださいよ、どうしますか?」

設楽 「なんで売れないかだよな」

(二人食べる、吐く)

日村 「あじ、そして臭い、フルーツなのにジューシーじゃない」

設楽 「(設楽舞台袖へ、キー)ちょっと待ってて来て来るから」

日村 「何て紛らわしい人なんだ、(日村靴とメリンの臭いを交互に嗅ぐ、設楽何か白い粉を持ってくる)何ですかそれは?」

設楽 「甘い粉」

日村 「砂糖ですね、うんこに砂糖かけたらこんな感じになるんでしょーね、後は臭いだけだ」

設楽 「(塗り薬)あとはこれ、合法ドラッグ、花の下に塗るから、息を吸い込んで」

日村 「(日村食べる)うまい、これがあれば、砂糖もいらないじゃないですか?」

設楽 「このさいさ、名前も変えましょうか?」

日村 「わかりました(日村「メロン」にする)」

設楽 「いらっしゃいませいらっしゃいませ、メホンでございます」

日村 「でも設楽さん、やっぱこれって詐欺なんですかね?」

 

 

感想

メリンが山積みー夥しいという漢字の「夥」は「果」物が「多」いと書き、うまい表現だと思った。

 

Loser

日村 「じゃ今から確認しておこっか?」

設楽 「はい、6時間後ですね、駅前の交番前に7時半集合です、あくまでも表向きで、男軍団はこの1時間前集合です、、、その後女軍団と合流後、居酒屋行くんですが、、、ちょっといいですか?」

日村 「出た、設楽ストップ」

設楽 「そんなんじゃねースカら」

日村 「おーなになになーに?」

設楽 「待ち合わせ場所、交番前やめて、、、店直でいいですか?店ナカカ店外か?」

日村 「個室抑えてありますか?じゃあ中でしょ、で居酒屋でんのが?」

設楽 「10時過ぎですね」

日村 「ここまで、エロ一切なしだよね?」

設楽 「そのあと、カラオケへ行きます、ここカラカルエロのぞかせます、で、女軍団窺いながら、最終なくなるの待ちます」

日村 「で、ここで設楽、犬の話振っといてくれよ?で、計算通りだと?」

設楽 「最終なくなってから、カラオケ10分前の電話はいります。もちろん延長いたしません。でここで日村さん」

日村 「設楽の犬見にいこっか―?設楽犬大丈夫?」

設楽 「トイプードル2週間前からレンタルしています、ここまでで第一ステージ終了です」

日村 「おっけー」

設楽 「引き続き第二ステージの流れ固めちゃいますか?」

日村 「それもいいけど、時間迫ってきたから、先に衣装合わせだけしちゃいましょう、立って、設楽これで行く?これって、仕事スタイルじゃん、、、(衣装ボケ)」

設楽 「衣装はこのままでいいということで?第二ステージのながれ確認しましょうか?」

日村 「はい、家着きました、男2女2ですから、これがこううーてなりたいよね?」

設楽 「じゃこれもうわかりやすいよーに座布団的なもの4つ置いときましょうか?」

日村 「それいいですねー、購入することはきゃのう?」

設楽 「きゃのうです、となると、この座り位置をソファーがぼやかすことになりますね?」

日村 「いや、このソファーは最終的には必要になりますから、上に何かカバン的なものを置いときましょー」

設楽 「カバン的なものはカバンでいいですか?」

日村 「いいと思います」

設楽 「じゃあすわってからは」

日村 「用意した酒を飲みながら、犬を利用したまったりエロモードに持っていく感じだよね?(設楽悩む、日村部屋の周りを見回す)そういえばさ、犬ってどうしたの?2週間前からレンタルしてんだよね?」

設楽 「ちょっといいですか?」

日村 「オー本日二度目の設楽ストップ?」

設楽 「いやいやそんなんじゃねースカら」

日村 「はい、なになになーに?」

設楽 「これはかなりのリスクを伴いますから、成功した場合、かなりの収入を得ます」

日村 「おーハイリスクハイリターンってこと、それ俺が一番好きな言葉だー なに?」

設楽 「avをみるんです」

日村 「じゃ、僕はテレビとビデオのボタンをつけます?あれ、これつかない?あら、あれあれあれあら?これって電気止まってんの?金払えば見れるってことね?」

設楽 「ただ、ひとつ問題がありまして、」

日村 「今日日曜日ってことね、ってことは、今日ガチャってこの部屋に来たら、真っ暗ってことね?それピンチだな、でもねーな」

設楽 「というのは」

日村 「いや、だからろうそくとか使って、逆にムード、盛り上げちゃったりして?」

設楽 「ピンチをチャンスに変える男」

日村 「おいやめろよ」

設楽 「じゃそうしますと、、、」

日村 「まった、トイレタイム、設楽、ちょっと、ちょっと?(二人は舞台袖へ、ー落ち込んで帰ってくる)ウソでしょ?水流れないじゃん?俺うんこしちゃったよ、現実?」

設楽 「はい現実です」

日村 「はい受け止めました、あれはトイレが故障してんの?それとも全体的に水が止められてんの?」

設楽 「全体的です」

日村 「じゃ金払えば俺のうんこ流れんの?」

設楽 「金で流れます、ただ、」

日村 「あー今日日曜だ、最大のピンチだ、最大のうんちもある」

設楽 「ピンチうんちか」

日村 「家のトイレでさ、うんこ流れてないってあり得ないからね、よし今日うちでやろっか、って言いたいとこなんですけども、」

日村、設楽 「実家なんですよね」

日村 「やべーな、どうしようかな、ってことはだよ、シャワーでないじゃん?これって大きな問題だよね、一応今日のゴールはセックスなわけだからさー、それをする前と後は入りたいよー」

設楽 「ひとつ解決方法は、このマンションの一階に管理人室があるんですね、その奥に、給湯室があって、そこまで僕がいって、ぬれタオルをこしらえてきます、それで身体を拭いていただくかたち?」

日村 「もうムードもあったもんじゃないね、やっぱ浴びたいなー」

設楽 「わかりました、じゃ、その給湯室にお鍋がありまして僕がお湯を汲んできまして、ざばっとかける形?」

日村 「あの、願いはかなったように見えてんだけど鍋たりないね?」

設楽 「じゃ、僕が責任をもちまして、その給湯室とこの部屋をお鍋をもって往復しますんで」

日村 「じゃ何、ザーと駆けられて、しばらくボート待ってて、またちょっとしたらざーとかけられて、まってて、、、ていう感じ?じゃまってる間俺素っ裸なわけ?」

設楽 「待ってる間は来ていただいても構わないです」

日村 「じゃザーッとかけられて、拭いて、で服着てかけられて、、、とかが繰り返す?」

設楽 「はい」

日村 「めんどくせー、女にも、無理でしょ?それでもいいとか言ったら俺その女すきになっちゃうぜ?」

設楽 「理想の女ですね?」

日村 「だな、どうしようかなー」

設楽 「すいません」

日村 「考えよう」(日村ソファーに座る)

   「おいおいおいおいおいおいおい、ナニコレ?虫虫虫虫がいるよ?100や200の数じゃねえよ?ワー気持ちわりーものすごい数がいるよ?」

設楽 「同じものが1か所にワーッといると、気持ち割―すよね?」

日村 「何そのいまふつーの会話しているわけ?あれ、きょうだよねこの部屋でコンパするのって?なんで虫を放置するの?なんとかしてよ?」

設楽 「わかりました」

(設楽ハンカチで虫をキャッチしようとするが、、、)

日村 「バカバカバカバカバカバカバカ―こうやって言っちゃうのお前って、ちるちるちるちる、羽生えてるから散るー、ちょっとどうすんの?これ全部自分で蒔いた種でだよ?」

設楽 「虫に関しては、、、あの、日村さん、1週間前くらいまえ、ミーティングきましたよね?それからなんですよね」

日村 「おれはようかいむしはなしかよ?なんで設楽ストップかけないの?さっきの第一ステージまで完璧だったよ、こんなルーズなやつだった?電気つきません、トイレ流れません、そこにはうんこあります、ここには虫の大群があります、これ女を呼ぶ以前の問題なのね、で、ここまで来たら俺言っちゃうんだけどこの部屋なんか臭いんだーなにこの臭い?でさっき俺がこの辺(ソファー)座ったらさらに臭いんだー惟何?これ俺の俺だけ臭いの?かがよ?(設楽キス)なんでチューしたの?違う臭い?」

設楽 「原因がわからないんですよね」

日村 「(日村ソファーの下覗く、黙る、設楽ものぞく、失望)なにあれ、なんでトイプードル腐ってんの?(設楽又確認)1週間前に来た時にはもうこいついなかったもん、2週間前にレンタルしたやつが1週間前にいないんだぞ?こいつ確実にこの間に死んでんじゃん?おい設楽さ、犬見においでって言ってこれ見せるき?泣くぜ女?トイプードルって言葉から、この映像一ミリも想像しない、ワーコレもう日村ストップです」

設楽 「日村さん、今日ゴムいくつくらい用意しとけばいいですか?」

日村 「も―やんねーよ」

 

 

感想

最後に生物が死んでいるという点では、「Purely Reckless」とも類似

 

Rain

(雨が降る)

日村 「バスきませんね?雨はいやですね、時々雨の日が一番好きとかいう女要るじゃないですか、そういうやつ、むかつきますね、そういうやつに限って、人からよく嫌われるの何とか言って、デザイン専門学校とか通ってるんですよね 親の金で(設楽とはもる)」

設楽 「でも、雨の中、愛の告白なんて言うのは、いいですよね」

日村 「土砂降りの雨の中、傘もささずに、おれ、おまえのことがすきなねや」

設楽 「なんで最後関西弁なんですか?」

日村 「いや、なんとなく、キンセンカが雨に濡れてますね、雨に濡れる花は何となくいやらしいですね」

設楽 「そうですね、日村さんは花が何で咲いているか考えたことありますか?花は、注目されるために咲いているんですよ」

日村 「ほー」

設楽 「受付に、宮下さんているじゃないですか?僕昨日宮下さんに、僕と付き合ってくださいって告白してしまいましたよ」

日村 「で?どうだったんですか?」

(設楽ぐー)

   「やったじゃないですかー?」

設楽 「あうとですよー」

日村 「あ、、、」

設楽 「雨はいやですね」

日村 「雨を喜んでいる人なんて、傘を売っている人くらいしかいないんじゃないですかね?」

設楽 「アー確かに、傘を売っている人は雨の日好きかもしれないですねー僕なんて、雨の日のコンビニ傘かいますもん」

日村 「ビニール傘なんて家に何本もありますからねー」

設楽 「でもビニール傘ってすぐ盗まれますよね?」

日村 「僕もさっきもすぐそこのコンビニで盗まれましたよ」

設楽 「僕も5分くらい前に傘立てに入れてあった傘がないんですよ、あったま来ちゃいますよ」

日村 「あなたもですよ、だから新しく買ったんですよ、ビニール傘はどんどん盗まれるんですよ、私は、赤いテープをビニール傘に貼って、わかりやすくしているんですよ、そうするとビニール傘にも愛着が出て、盗まれると、腹が立つ、だから、私は赤いビニール傘を持っている人がいたら、、、」

設楽 「もっている人がいたら?」

日村 「あ、バスきましたね」

(設楽、ビニール傘折りたたむときに、傘に赤いテープが貼ってあることを確認)

   「設楽さん、宮下さんですよ」

設楽 「あ、ほんとだ(日村赤いテープに気づく)」

(二人踊る)

 

感想

最後にダンスという点では、「亀の恩返し」、「Dance&Stop」、おぎやはぎの野球ネタとも類似